フランス女性の働き方 の商品レビュー
「オン」と「オフ」のバランスをとりながら自分らしく、居心地よく、ハッピーに生きるフランス流の知恵と秘訣。名門シャンパンメーカーの米国法人CEOをつとめ、世界40カ国で翻訳された大ベストセラー『フランス女性は太らない』の著者が、自叙伝的ストーリーを軸に友人・知人の体験談を織り込みな...
「オン」と「オフ」のバランスをとりながら自分らしく、居心地よく、ハッピーに生きるフランス流の知恵と秘訣。名門シャンパンメーカーの米国法人CEOをつとめ、世界40カ国で翻訳された大ベストセラー『フランス女性は太らない』の著者が、自叙伝的ストーリーを軸に友人・知人の体験談を織り込みながら、フランス流の働き方のコツをアドバイス。おもてなしメニューとレシピつき。
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これはすごい。タイトルと表紙から、軽い読み物かと思ったら、気持ちよく裏切られる。フランスのシャンパンメーカー、ヴーヴ・クリコの元女性社長が指南する、女性の働き方。ラグジュアリー・ブランドを背負うイメージ戦略、しかしその姿勢は気取ったものではなく、誠実に、エレガントに、いかにひとを...
これはすごい。タイトルと表紙から、軽い読み物かと思ったら、気持ちよく裏切られる。フランスのシャンパンメーカー、ヴーヴ・クリコの元女性社長が指南する、女性の働き方。ラグジュアリー・ブランドを背負うイメージ戦略、しかしその姿勢は気取ったものではなく、誠実に、エレガントに、いかにひとを惹きつけるかを伝授。ビジネスにおける男性社会を生き抜くには、やはり外見は美しいに越したことは無いが、女性だから不利なこともあり、女性だから注目を集めるというメリットもあるだろう。「フランスのシャンパンメーカー女社長」のイメージと、彼女のフランス語なまりの英語がうまくマッチしたことがアメリカでの成功に繋がったというのも納得がいく理由。 装丁の甘さに反して、文章量も多く、骨太な内容。巻末に料理のレシピがついているのも食文化が生活に密着しているフランス人ならではか。写真なんてないけれども、ある程度料理する習慣があれば、このくらいのテキストで充分。おそらく日本人女性には書けない、世界を舞台に働く女性に向けての人生指南書。 特に「6章 誰の成功?」を読んでいて、泣けてきた。
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