ブーベ氏の埋葬 の商品レビュー
第二次大戦後のパリ、セーヌ河畔の古本屋で崩れ落ちるように亡くなったブーベ氏。たまたま居合わせた米国人の学生が写真を撮り、それが新聞に載ったことから、平凡な年金生活者と思われていたブーベ氏の知られざる過去が次々と表に出てくる。はたして、ブーベ氏とは? メグレ警視以外のシムノンの作...
第二次大戦後のパリ、セーヌ河畔の古本屋で崩れ落ちるように亡くなったブーベ氏。たまたま居合わせた米国人の学生が写真を撮り、それが新聞に載ったことから、平凡な年金生活者と思われていたブーベ氏の知られざる過去が次々と表に出てくる。はたして、ブーベ氏とは? メグレ警視以外のシムノンの作品は、これが初めて。面白かった。他の作品もよんでみたいな。
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第2次世界大戦直後のパリ。古本屋で版画を見ていたブーベ氏。ブーベ氏の死が新聞に載った直後から現れるブーベ氏の子、妻、妹などの身内たち。死の3日後に荒されたブーベ氏の部屋。部屋の中の金貨。戦争中ドイツ軍から逃げたブーベ氏の過去。ブーベ氏を埋葬してあげたい女管理人と浮浪者の「教授」。 市川図書館 2011年6月9日読了
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久々に読むシムノン。 描写の細やかさに懐かしさを覚えた。 物語はどこかで読んだようなクラシックなお話。 パリの空気を感じるために読む。そういう感じで。
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