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メルストーン館の不思議な窓 の商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

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2011/05/05

お話としてはおもしろいと思う。ただ、アンドルーとエイダン、どちらが主人公なのか曖昧で、中途半端な印象が残った。守護域の説明も最後にならないと出てこないし、ずっとわからないまま読み進めないといけないのは疲れる。特に祭りのシーンは、バタバタしすぎ。訳の問題なのかなぁ。もう少し整理して...

お話としてはおもしろいと思う。ただ、アンドルーとエイダン、どちらが主人公なのか曖昧で、中途半端な印象が残った。守護域の説明も最後にならないと出てこないし、ずっとわからないまま読み進めないといけないのは疲れる。特に祭りのシーンは、バタバタしすぎ。訳の問題なのかなぁ。もう少し整理してくれると読みやすい。アンドルーが結婚を申し込むのも唐突に感じる。2人の惹かれあうエピソードをはさみこまないと。 ということで、-2 全体的にはおもしろかった。

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2011/03/09

英国の作家でファンタジーの女王といわれるダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品。 魔術師の祖父が亡くなり遺産としてメルストーン館を相続した主人公。 ところが引き継ぐものはそれだけじゃなかった! 不機嫌な家政婦と横暴な庭師。 やがて一人の少年が訪ねて来て… 主人公が年配の男性ということ...

英国の作家でファンタジーの女王といわれるダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品。 魔術師の祖父が亡くなり遺産としてメルストーン館を相続した主人公。 ところが引き継ぐものはそれだけじゃなかった! 不機嫌な家政婦と横暴な庭師。 やがて一人の少年が訪ねて来て… 主人公が年配の男性ということで、ちょっととっつきにくい印象を受けましたが、魔法をからめたハチャメチャさは相変わらず面白い♪

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2011/02/12

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの最新刊。この人の作品には、いつも新しいアイデアがつまっていて、読み進んでいてもどこに連れて行かれるか分からない面白さがいっぱいで、でも、だいたいなにか伝承物語が下敷きになっていたり、オーソドックスなファンタジーの要素も決してはずさないところがすごい。...

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの最新刊。この人の作品には、いつも新しいアイデアがつまっていて、読み進んでいてもどこに連れて行かれるか分からない面白さがいっぱいで、でも、だいたいなにか伝承物語が下敷きになっていたり、オーソドックスなファンタジーの要素も決してはずさないところがすごい。 おうちの机の引き出しには書きかけの原稿がまだまだたくさんつまっているという。これからもまだまだ新刊が読めそう。とても楽しみ。

Posted byブクログ

2011/02/05

魔法使いだった祖父が亡くなりメルストーン館を譲り受けたアンドルーは、勤めていた大学をさっさとやめて田舎暮らしを楽しむことにした。しかし、家政婦と庭師は暴君のごとしだし、魔法にまつわるややこしいことはよくわからないし、祖父を訪ねてきた少年にはなにやら不吉なストーカーがくっついている...

魔法使いだった祖父が亡くなりメルストーン館を譲り受けたアンドルーは、勤めていた大学をさっさとやめて田舎暮らしを楽しむことにした。しかし、家政婦と庭師は暴君のごとしだし、魔法にまつわるややこしいことはよくわからないし、祖父を訪ねてきた少年にはなにやら不吉なストーカーがくっついているし…。 敵か味方か魔法だかなんだか、こんがらがって大騒動。ダイアナ・ウィン・ジョーンズらしいファンタジー。どうにかこうにかハッピーエンド。やれやれ。でも面白かった。

Posted byブクログ

2011/01/29

内容紹介を、表紙裏から転載します。 『祖父が亡くなり、メルストーン館を遺されたアンドルー。不機嫌でがみがみやの家政婦、巨大な野菜作りに血道をあげる横暴な庭師と、ふたりの暴君にはさまれて、メルストーン館でそこそこ平和に暮らしていけるかに思われた。 だが遺産はそれだけではなかった。祖...

内容紹介を、表紙裏から転載します。 『祖父が亡くなり、メルストーン館を遺されたアンドルー。不機嫌でがみがみやの家政婦、巨大な野菜作りに血道をあげる横暴な庭師と、ふたりの暴君にはさまれて、メルストーン館でそこそこ平和に暮らしていけるかに思われた。 だが遺産はそれだけではなかった。祖父は魔術師で、魔術師につきもののあれやこれやが、ちょっとした手違いから、よく分からぬままアンドルーに引き継がれることになったのだ。 どたばたの最中、突然祖父を頼ってひとりの少年があらわれた。唯一の身寄りだった祖母が亡くなって以来、ヘンテコな姿をしたやつらに追い回されているのだという・・・・。 おなじみ英国児童文学ファンタジーの名手が贈る、にぎやかでハチャメチャな魔法譚。』 イギリスで出版されてすぐに日本でも出版。 「邦訳版に寄せて」というジョーンズさんのメッセージでは、数年前に突然入院、手術となり、この本の元になった原稿を一章だけ書いていたもののすっかり忘れていたのだとか。書きかけの原稿を見つけて、早速続きを書き上げたのがこの本。元々考えていたのとは違ったかもしれないけれど、満足できる話になったそうです。 ジョーンズさんはもう70代後半、病気を克服して現役作家として活躍してることは嬉しい限りです。 主人公が現状を把握できないまま、大混乱のストーリーが展開するのはジョーンズさん得意のパターンです。 今回の主人公アンドルーは、ぼうっとしているようでいてちゃんと現実も分かっている、なかなか出来た人物です。失敗しても、すごく大変な事態でもあんまり慌てない。だけど、いつも冷静かというとそうでもなく、怒りっぽいところも。 身内や自分の味方に対しては、優しくてちょっと甘いことに好感が持てました。家政婦や庭師はすごく横暴なのに、子供の頃に親しんだ彼らがいないメルストーン館なんか考えられないので、やめさせることなどしません。その横暴さを楽しんでいます。 祖父から、魔法に満ちたこの館と土地をちゃんと継承できなかったためいろいろ不都合なことがありますが、アンドルーはゆっくりと解決していきます。 だからいつものどたばたより、少しおとなしい展開です。 大切な人を失ったことへの悲しみが思いやりを持って描かれていて、とても暖かい気持ちになれました。 いろいろな出来事が、どんちゃん騒ぎの夏祭りに収束していく様は見事です。 とっても楽しんで読みました。

Posted byブクログ

2011/10/11

2010年に発表されたばかりのDWJの新作が早くも日本に登場!祖父を亡くしたアンドリューが相続したのは、家屋敷だけではなかった。DWJのファンタジーの世界が炸裂!まあ、いつもよりパワーはほんの少し弱いけれど。今度は妖精王オーベロンと対決!

Posted byブクログ