電話交換手たちの太平洋戦争 の商品レビュー
8月、毎年この時期には「戦争」関係の本を1冊は読むようにしています。 今回選んだのは、元NTT職員の方が書いた著作です。主人公はこの“電話交換手”たち。本書では、全国各地の彼女たちをめぐる11のエピソードが紹介されています。 ドキュメンタリーというには取材の深さが今ひとつ、...
8月、毎年この時期には「戦争」関係の本を1冊は読むようにしています。 今回選んだのは、元NTT職員の方が書いた著作です。主人公はこの“電話交換手”たち。本書では、全国各地の彼女たちをめぐる11のエピソードが紹介されています。 ドキュメンタリーというには取材の深さが今ひとつ、また、表現についても深みという点で物足りなさが残りますね。ただ、多角的な視点で改めて「戦争の罪悪」を考えるには、興味深い著作だと思います。
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