夜の桃 の商品レビュー
改めて男は身勝手だなあと実感させられました。 ちなみに今まで読んだ石田衣良さんの作品で一番Hな内容だと思いました。
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題名通り、表紙通りの内容。 主人公には、 仕事も独立し、美しい妻もいて、豪邸も、さらに愛人もいる。 そこに体が合う少女のような女が現れて・・・・ 2度人生があるなら、主人公みたいになりたいけど、 今回は遠慮しときますw まぁ面白いですw
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男と女の話。 45歳の男性って、こういうものなんだろうな。 栄光も挫折も・・。男と女の関係も、こういう歳になると転機が訪れる。
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石田さんの短編は好きなの結構あるんですけど、これはただの官能小説な感じでした。もうちょっと経験積んで大人になったら「肌が合う」とかも分かるのかなあ。それとも夢の話なのかなあ。
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これまで石田衣良の作品は何作か読んできたけど、やはり石田衣良らしいなと実感した作品の1つ。 <概要> 所謂成功した主人公とその妻、数年来になる浮気相手(バツ1)の女性、若いちょっと変わった運命?の女性の3人の話。 始めは、妻と浮気相手との生活も仕事も順調に進んでいく。 でも突然会社に入ってきた、若い女の子と手が触れた瞬間から一揆に恋?に落ちていく。 そして、順調だった3人の歯車が次第におかしくなっていく。 最終的には、若いその女性は彼の子をみごもったまま、消えてしまう。 この本のテーマとして私が思ったのは「本当に体の相性が合う相手が一緒にずっと幸せに過ごしていくパートナーとは限らないという事」「結局どんなに恋に落ちても、人はまた他の恋や相手の輪の中にひきこまれていくという事」 *全体を通して注目した構図?所。 体の相性が合いすぎてしまい、離婚問題に発展する友人が同時進行で登場してくる。 わざわざその友人が出てくる事で、体の相性が合いすぎる事、快楽におぼれすぎる事、それに抵抗する自制心や恐怖っていうものを描き出しているように思う。 *感想 人と人の関係は、十人十色だし、何が正解とか何がベストなんてものはないのかもしれない。時やタイミングによって、以前はベストだったものがベストでなくなることもよくある。友人関係よりもそれが端的に表れるのは、恋愛関係なんだと改めて思う。 出会うタイミング、出会う相手、出会う順番・・・・ 全てが上手く合うことは早々ない。 そして全てが見事に合っていたとしても、当事者にはわからないし、人生の終わりになって振り返ったとしても、きっとわからないんだと思う。 そんな思いを抱えながら、みんな恋愛をして生きていくんだなと思う。 そして、答えが永久にないからこそ、みんな人や時を変えて、恋愛をしていくのかなと思った。
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石田衣良さんのイメージだと、もっとリアルにそしてテンポ良く話が進むのかと思った。最後にいくまでが本当にダラダラ進んでいる感じで、最後も何か物足りなさを感じた。 中途半端なフィクション性がいまいちしっくりこなかった。 石田さんの作品の良さが感じられなかった。
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3人の女達。 それぞれに魅力的で、潔くてカッコいい。 最終的に強いのは女なんだと、改めて思う。 広く大きく柔らかく。 全てを包み込めるような、女になりたい。 妻になり、母となっても変わらずに、『女』でありたいと思わせてくれた物語。
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セックス描写の細かさが男性の欲をきれいに表していたように思う。全員ではないが、こういう男性もいる、もしく一度は空想してしまうことなのかもしれない。 しかし、一番共感できて、参考になったのはビジネスで成功する主人公の仕事観・人生観である。 ストーリーは終盤まではなだらかなもので、終盤に一気に崩れ落ちて終わる。もっとしっくり来るラストがあったのではという気にさせられる。
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石田さんの紡ぐ言葉は やっぱりきれいで読みやすかった。 ‥けれど、高校生の私には 刺激が強すぎるかも(笑)
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2011年に始めて読んだ本。 ・・・にしては濃い内容でした。 チェリーリキュールのきいたチョコレートと大人の情事のような。
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