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アレックスと私 の商品レビュー

4.2

23件のお客様レビュー

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2011/02/25

「マタネ。愛シテル」それが最期の言葉だった。2007年9月、アレックスという名の天才ヨウム(オウム科)が31歳の若さで亡くなった。「鳥は“思考して話す”」という驚愕の事実を証明して―。CNN、ABC、タイム誌等で話題、全米に感動を巻き起こしたノンフィクション。これは女性科学者と鳥...

「マタネ。愛シテル」それが最期の言葉だった。2007年9月、アレックスという名の天才ヨウム(オウム科)が31歳の若さで亡くなった。「鳥は“思考して話す”」という驚愕の事実を証明して―。CNN、ABC、タイム誌等で話題、全米に感動を巻き起こしたノンフィクション。これは女性科学者と鳥の、愛と苦悩と発見の記録である(「BOOK」データベースより) 著者とアレックスがどんな風に心を触れ合わせるのか。 わくわくしながらページをめくったけれど、出てくるのは著者本人の研究に関する記述ばかり。 これはどうやら著者本人の、研究者としての自伝だったのだなぁ。 そこにアレックスがちょっと関係しますよ、という程度に感じました。 クレア・キップスの『ある小さなスズメの記録』を先に読んだからかしら。 あちらの方がほのぼのできてよかったな。

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2011/01/06

クルミの大きさしかない脳でも、5歳児並みの知識を発揮したというバードブレインの常識を塗り替えた画期的な研究。しかし、この本の真髄は、鳥にも心があり、それが生物すべてに共通するのではないかということを、提示したことだ。アレックスと著者のコミュニケーションは、動物と人の心の交流であり...

クルミの大きさしかない脳でも、5歳児並みの知識を発揮したというバードブレインの常識を塗り替えた画期的な研究。しかし、この本の真髄は、鳥にも心があり、それが生物すべてに共通するのではないかということを、提示したことだ。アレックスと著者のコミュニケーションは、動物と人の心の交流であり、そのことが、はかなく、感動的だ。

Posted byブクログ

2011/01/03

 アレックスがどのような鳥であったか、どういうトレーニングを積んだのか、彼を通して何が解明されたのか、といったことに興味を持って読み始めました。その点では実に興味深い内容でした。が、そうした記述は半分くらい。  もう半分は、筆者がアレックスを失っていかに悲しかったか、彼女の研究者...

 アレックスがどのような鳥であったか、どういうトレーニングを積んだのか、彼を通して何が解明されたのか、といったことに興味を持って読み始めました。その点では実に興味深い内容でした。が、そうした記述は半分くらい。  もう半分は、筆者がアレックスを失っていかに悲しかったか、彼女の研究者人生がいかに苦難に満ちていたか、研究がいかにして認められ讃えられたか、というもの。そちらにはさして興味が無かったので、ナナメ読みでした。

Posted byブクログ