ちょっとした奇跡 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
(1)に 続いて読みました。 図書館には 修理のプロがいるってのが すごいなぁ★ 汚したのに悪びれもせず開き直ってる人の話とか すごいなぁと。。 マナーについても考えさせられるね。 p29に書いてる本が おもしろそうで。実際にあったら読んでみたいのにな。 『遠い日の約束』に まつわる話が じーんとしたな。 好きなセリフは P192のとこ ”ごめんねだと、なんだか しおりちゃんが悪いことしたみたいだけど、ありがとうなら わたしがいいことしたみたいでしょ?”ってところ。 ステキだなと★『かぜひきサンタ』にまつわり話も おもしろかったな。 しおりの名前の由来もよかったな。
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「晴れた日は図書館に行こう」の2です。これはシリーズになるようですね。 「晴れた日は~」は以前読みましたが、すでにお話の記憶があいまいになっています。でも、作者は図書館が好きでその良さを充分伝える内容だったことは覚えています。読後感も良かったので、2も読むことにしました。 連作...
「晴れた日は図書館に行こう」の2です。これはシリーズになるようですね。 「晴れた日は~」は以前読みましたが、すでにお話の記憶があいまいになっています。でも、作者は図書館が好きでその良さを充分伝える内容だったことは覚えています。読後感も良かったので、2も読むことにしました。 連作短編集で5編ありましたが、私は「幻の本」が一番好きです。 『図書館の隣にある「らんぷ亭」で美弥子さん(図書館員でしおりのおばさん)と、しおりが休憩していてレファレンスを話題にしていた時、おばあさんが話しかけてきた。 本に詳しい人に教えてもらいたいことがある。 おばあさんが子供の頃、友達の家にあった一冊の本。戦争中の物のない頃に出合ったその本をいつかまた読みたいと思っていたが、結局見つけることが出来なかった。もし出来ることなら探して欲しい。 結局分からなかったのだが、その後しおりは本屋さんで、おばあさんが言っていたストーリーと良く似た本を見つける。けれどその本は復刊本ではなく、著者のデビュー作で昨年ある賞に入選したものだった。もしかして著者は昔の本の内容を盗んだの?』 人の縁が繋がっていき、最後にほろっと感動させてくれました。 一編ずつは独立した話ですが、クラスメートのこと、お母さんやお父さんのことなど全体の緩やかなストーリーもあるので、しおりの成長が感じられる長編としても読めます。 児童書ですが、大人のシーンに不自然さがないのが良いです。児童書の中には時々、大人が出てくるシーンにご都合主義的なことがあり、そういうときには気持ちがさめてしまうので。 大変良質な児童書だと思います。
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