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「ビジネスマンの国語力」が身につく本 の商品レビュー

4.2

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

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2023/09/25

この本にはあっと驚くことは書いていないのかもしれない。ただ実践してみることでためになることは書いてある。こんなの当然だろうと下に見ずに実践してみようと思う。守破離。まずは型を守る。

Posted byブクログ

2023/05/18

松永さん推薦図書 「伝える/聞く」をテクニックとしてではなく、スキルとして学ぶことができる本でした。 「構造化」という概念自体は広く出回っていますが、それは文書に考えを落とし込むためのテクニックではなく、コミュニケーションプロトコルに必要なスキルではないでしょうか。 構造化...

松永さん推薦図書 「伝える/聞く」をテクニックとしてではなく、スキルとして学ぶことができる本でした。 「構造化」という概念自体は広く出回っていますが、それは文書に考えを落とし込むためのテクニックではなく、コミュニケーションプロトコルに必要なスキルではないでしょうか。 構造化は手段であって、あくまでも目的は伝達と理解です。その二項は普遍的に存在している為に軽視されがちですが、基本に立ち返り、再確認をすることで自身のコミュニケーションが如何に崩れているかを見つめ直すことができました。 今後アサインが決まり、コンサルタントとしてのコミュニケーションプロトコルが確立された場で、伝達力と理解力は揺るがない武器になります。 興味がある方は是非読んでみてください。

Posted byブクログ

2021/01/11

■タイトル:
「ビジネスマンの国語力」が身につく本

■手に取った理由(1~2行):
これも上司のおすすめ本リストにあったため。中でもイチ押しと渋谷さんは語る。

■感想:
「ビジネスマンの」と謳っているが、あらゆる人にとってタメになる内容。

■一番の学び:
因果関係を説明する...

■タイトル:
「ビジネスマンの国語力」が身につく本

■手に取った理由(1~2行):
これも上司のおすすめ本リストにあったため。中でもイチ押しと渋谷さんは語る。

■感想:
「ビジネスマンの」と謳っているが、あらゆる人にとってタメになる内容。

■一番の学び:
因果関係を説明する際には、「急行列車」ではなく「各駅停車」を意識する。8割の人が納得できるように駅を並べて、ジャンプせず因果関係をたどる力が必要。

Posted byブクログ

2020/05/28

100字要約 国語力とは「論理的思考力」である。論理的思考力は3つの力、例えば言いかえる力(抽象化・具体化)、くらべる力(対比)、たどる力(因果)である。先ずはこの3つの力の型を守り続け、体得する必要がある。 == memo == 「国語力」=「論理的思考力」 論理的思考力は...

100字要約 国語力とは「論理的思考力」である。論理的思考力は3つの力、例えば言いかえる力(抽象化・具体化)、くらべる力(対比)、たどる力(因果)である。先ずはこの3つの力の型を守り続け、体得する必要がある。 == memo == 「国語力」=「論理的思考力」 論理的思考力は3つの力である。 1. 言いかえる力  「抽象・具体の関係」を見つけ出し、整理する力 2. くらべる力  「対比関係」を見つけ出し、整理する力 3. たどる力  「因果関係」を見つけ出し、整理する力 「芸術」は真似できないのです。 しかし、「技術」は、真似できます。 技術とは、形ある方法ーつまり「型」のことです。 「要約力」とは「名詞化力」のことである。 長い文章を短くする(抽象化) 例:つまり 短い文章を長くする(具体化) 例:たとえば → AつまりB、BたとえばA 聞くより話す、読むより書く。 テクニックよりスキル。 「型を破る」より「型を守る」 説得力:整理して「発信」する力 理解力:整理して「受信」する力 聞く  読む  論理的思考力  書く 話す 文法 天体の配置図をイメージ 寓話や諺、慣用句 北風と太陽、うさぎとかめ、腐っても鯛、さるも木から落ちる 対義語20 ーーーーー 安全⇄危険、全体⇄部分、受動⇄能動、集団⇄個人、感情⇄理性、直接⇄間接、独創⇄模倣、原因⇄結果、多様⇄一様、原則⇄例外、精神⇄肉体、主観⇄客観、絶対⇄相対、分散⇄集中、目的⇄手段、義務⇄権利、一般⇄特殊、楽観⇄悲観、公的⇄私的、広義⇄狭義 対比の観点 存在、変化、量的、空間、時間、道徳 AだからB、BなぜならA 例)真冬は寒い。だから、真冬のデパートでは、暖房の設定温度をもっと下げるべきだ。 真冬は寒い ⇄多くの人は厚着をしている ⇄多くの人は暖房を不快に感じる 真冬のデパートでは、暖房の設定温度をもっと下げるべきだ。 ジャンプ(論理の飛躍)の幅をコントロールする力 「書き」によってこそ「読み」の力もつく 話せば話すほど、書けば書くほど湧き上がってくるものがあります。 それは自分の「無知」への気づきです。 「痛感」 論理的思考力とは、バラバラの言葉や文を関係づけ、整理する力 「AがBになった」とあれば、それは「変化」という語でまとめられる。 「まずA、次にB、そしてC」とあれば、それは「順序」という語でまとめられる。このように「ひとことで名詞化する」ことが「抽象化(言い換え)」の重要な技法だ。 大切なのは、常に「幹」を「意識する」ことです。 ただ単に「理解しただけ」「分かっただけ」です。 「体得した」「身につけた」ということにはなりません。 「守・破・離」

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2018/10/17

枝葉のテクニック(型)を通して、なぜその型が重要なのかという幹(本質)にまで落とし込んでいる本。 論理の初歩の初歩に関することだけれど、それをきちんと言葉で説明し、物事を理解・分析・伝達するために重要なことがわかりやすく解説されている。 論理が苦手、でも、うまく話したい、とい...

枝葉のテクニック(型)を通して、なぜその型が重要なのかという幹(本質)にまで落とし込んでいる本。 論理の初歩の初歩に関することだけれど、それをきちんと言葉で説明し、物事を理解・分析・伝達するために重要なことがわかりやすく解説されている。 論理が苦手、でも、うまく話したい、という人にはもちろん、講師や先輩の立場で他人に指導するときにどのように説明するのがよいのか、という観点でも参考になる本。

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2016/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

国語力は伸びる。「型」を真似ができるから。 3つの力 ・言い換える力・・抽象化、具体化→イメージの共有 ・比べる力・・対比関係の整理 ・たどる力・・因果関係の整理 p73

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2016/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

論理的思考力という武器を得られる。 型があり、それを真似して使っていくことで身についてくる。 発信していくことで、自分の無知を知ることができるし、恥をかいてさらに知識を得ようと努力することができる。 発信とは、話して、書くことである。 3つの力を得る。言い換える力、比べる力、たどる力。言い換えるとは、抽象化と具体化。比べる力とは、対比関係を整理することでる。たどる力とは、因果関係を整理する力。 複雑なものは、まねできません。 単純ならものは真似できます。 真似できないものは学ぶことができません。 真似できるものは、学ぶことがてきる。

Posted byブクログ

2019/01/12

この著者の「本当の国語力が驚くほどのびる本」に感銘を受けて買ったが、内容が「本当の・・・」とほぼ同じで、「ビジネスマンの」の部分を感じなかった。 ビジネスシーンで国語力がどのように役立つかの具体的例(国語力を生かしての稟議書の書き方などなど)を挙げてほしかったところだが、そのよう...

この著者の「本当の国語力が驚くほどのびる本」に感銘を受けて買ったが、内容が「本当の・・・」とほぼ同じで、「ビジネスマンの」の部分を感じなかった。 ビジネスシーンで国語力がどのように役立つかの具体的例(国語力を生かしての稟議書の書き方などなど)を挙げてほしかったところだが、そのような例も特になかった。 この著者のファンであり期待が大きかったためにすこしがっかり。 以上

Posted byブクログ

2020/12/16

子ども用の国語力→大人からの反響大 論理的思考力 武器 →シンプル、明快 芸術はまねできない。技術はまねできる。 説得力=整理して発信 理解力=整理して受信 複雑→単純 難しい→やさしい  バラバラに見えるものを共通点を見つけて整理=抽象化 逆は具体化 全体を2つに分類=対...

子ども用の国語力→大人からの反響大 論理的思考力 武器 →シンプル、明快 芸術はまねできない。技術はまねできる。 説得力=整理して発信 理解力=整理して受信 複雑→単純 難しい→やさしい  バラバラに見えるものを共通点を見つけて整理=抽象化 逆は具体化 全体を2つに分類=対比関係 バラバラに見えるものを結びつきを見つけて整理=因果関係の整理 形式が内容をコントロール= でも、…→対比 中高生の国語の文章読解問題=言い換える力 抽象化力(つまり…)と具体化力(たとえば…)=言い換える力=繰り返せば、わかりやすい文章 マトリョーシカ方式(上へ、下へ) 名詞化で要点が明確に 文末「…からです」 原因 文末「…になった」 変化 文中「…に対して、…」 両者の違い 2つの文→その前半・後半のパーツごとに抽象化 中高生の国語の文章読解問題=要約する、まとめる→抽象化問題が多い→具体化ではバラバラで採点が面倒 抽象化→共通点を見つける。 対比→比べる力 = 「それに対して…」 逆接 = 「しかし…」 日本はもう朝になった。しかし、アメリカはまだ夜だ。→対比 日本はもう朝になった。しかし、空はまだ暗い。→逆接(それに対して…で置き換え×) 対比の共通点 観点は? 対比の観点を見つければよい→社会におけるスポーツの役割は?→スポーツの盛んな国とそうでない国、スポーツの功罪、文武両道の実践… 人間について論ぜよ→動物と人間の違い、100年前の人間と現在の人間、人間的な生き方と非人間的な生き方… 対比の観点①存在(あるかないか)②変化③量的④空間的(場所、全体と部分)⑤時間的⑥道徳的(善悪、真偽) 「だから」に注意→だから なぜなら で因果関係をチェック 今こそ、書きの方法を意図的に学ぶ必要がある。→書きによって、読みの力もつく。 話せば話すほど、書けば書くほど、自分の無知に気付く。 アウトプットがインプットを要請する。→アウトプットは恥をかくこと(痛感すること)とセット AがBになった→変化→一言でまとめる→一言で名詞化→抽象化

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2014/08/22

帯には「会議・交渉・プレゼン・報連相・企画書・メールなどなど あらゆる場面で効果バツグン!」と記載。考えがまとまる、伝わる、説得力がアップする! と記載されている。では実際に社会人にとって国語力はどのように役立つのだろうか? 国語力は論理的思考力である。これは「複雑なものを単純に...

帯には「会議・交渉・プレゼン・報連相・企画書・メールなどなど あらゆる場面で効果バツグン!」と記載。考えがまとまる、伝わる、説得力がアップする! と記載されている。では実際に社会人にとって国語力はどのように役立つのだろうか? 国語力は論理的思考力である。これは「複雑なものを単純に」、「難しいものをやさしく」表現すること。論理的思考力とは一見バラバラの言葉や文章を関係付けし、整理していくための力である。これは以下の3つに分類される。①言いかえる力 ②くらべる力 ③たどる力。①は一見バラバラに見えるものの中に共通点を見つけ出し整理する力。②は対比関係を見つけ出し整理する力。③はバラバラに見えるものの中に結びつきを見つけ出し整理する力。このうち①の言いかえる力について詳しく述べている。 ①言いかえる力こそが、コミュニケーションの柱となる。言いかえる力は抽象化力と具体化力の2つから出来ている。「抽」は引き出すの意。「象」は形。「抽象」とは「形を引き出すこと」すなわち「特徴を引き出すこと」。メッセージのわかりやすさを出すためには「具体から抽象へ、抽象から具体へ」言いかえることを繰り返すことが大切。具体的な事例から特徴を引き出す。その特徴から新たに具体的な例を提示する。この両者がお互いに補い合いながら繰り返されることにより、わかりやすさが生まれていき伝わりやすいメッセージとなる。このようにブログを書くときや講演をする時には重要なポイントと考えられる。抽象的な記述にとどまっているよりも、具体的な事例を提示したほうが読みやすいし、共感を得るためのポイントだと思う。 大切なのは内容より形式 新しいことに取り組むとき、格好から入る事が多いのだが、それは邪道だと思っていた。例えて言えば、新しい楽器を始めるときにお気に入りのプレーヤーのスタイル、ファッションから入るとか。しかし著者は内容よりも形式が大事だと言う。論理的思考力の世界で「受信」とは聞くこと、読むこと。「発信」とは話すこと、書くこと。発信の技術を磨く時にこそ、受信の技術も磨かれる。「書く」ことの重要性として、「書き」によって「読み」の力もつく。例えば、ブログを書く際には自分の中にある既知の情報を整理し発信するプロセスの中で論理的思考の技術を磨く。「もっと本を読もう。本を読めば力がつくはずだ」と考えるのではなく、「もっと文章を書き、話し、発信する練習をしよう。そうすれば力がつくはずだ」と考えることが大切。また話せば話すほど、書けば書くほどに自分の「無知」への気付きが生じ、「知」への欲求が高まる。そうなれば「もっと本を読もう、もっと良質の情報を選ぶようにしよう」との知的欲求が高まる。これが「アウトプットがインプットを要請する」状態につながる。まず内容にとらわれずにアウトプットすること。ブログを書くこと、講演すること。内容は形式を追求する過程で必然的に求められてくる。

Posted byブクログ