アウグスティヌス キリスト教的古代と中世 復刊 の商品レビュー
ドイツの歴史神学者による鋭いアウグスティヌス批評。彼の唱えた「最高善」や「恩寵」の概念は出てくるが、とにかく難しい内容だった。そこにはかつてマニ教を信じていた彼のキリスト教への回心、ストア派や新プラトン哲学との闘いの記録が述べられており、彼自身が古代という時代の完成者にして、その...
ドイツの歴史神学者による鋭いアウグスティヌス批評。彼の唱えた「最高善」や「恩寵」の概念は出てくるが、とにかく難しい内容だった。そこにはかつてマニ教を信じていた彼のキリスト教への回心、ストア派や新プラトン哲学との闘いの記録が述べられており、彼自身が古代という時代の完成者にして、そのものであったことを示唆する内容となっている。
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