1,800円以上の注文で送料無料

の商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/02/28

『ユダヤの太守』はどこかで読んだ気がするのだが、キリストにまつわるこういう構成の小説って他にもありそうで。 88/100

Posted byブクログ

2021/03/18

「ポルトガルの女」 なんやらわかりにくいなあ。 難しいなあ。 結局、寝たんかいな? どうなん、そこ。 と、思った。 「ユダヤの太守」 年老いて再会した二人が、時をかけて話を進めるほどに、溝ができてしまう、という話だった。 その溝は、もともとあったものなのだろう。 長い年月が、そ...

「ポルトガルの女」 なんやらわかりにくいなあ。 難しいなあ。 結局、寝たんかいな? どうなん、そこ。 と、思った。 「ユダヤの太守」 年老いて再会した二人が、時をかけて話を進めるほどに、溝ができてしまう、という話だった。 その溝は、もともとあったものなのだろう。 長い年月が、その亀裂を覆い隠していたんだな。 価値観の違い、見方の違い、立場の違い。 頭が固くて、他を認めるといったことがどういうことなのかわからない、ポンティウス。 ラミアは女たらしだけれど、より人間的な温かさをを感じる。 最後でやっと面白さが感じられた。 全体的に、読みにくく、分かりにくい。 「ノヴェレ」 話の筋としては、それほど面白くもなかったけれど、3つの作品の中で、一番読みやすかった。 情景も目に浮かんできた。 そういえば、ゲーテは「若きウェルテルの悩み」も読みやすかったな。 虎が襲ってきて、銃があったら、撃つよね。 おとなしかったのに、と泣かれても、そんなん知らんがな、襲ってきたがな、と思うよね。

Posted byブクログ