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スーパーヒーローの秘密 の商品レビュー

4.3

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    6

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2022/04/28

素敵、素敵! 待望のシリーズ5作目。 ニューヨークに戻っての~魔法合戦のお話。 アメリカでは売れ行きが伸び悩んで発行のめどがたたず、日本で書き下ろし発行されたという。 妹タイプの健全なヒロインと、才能豊かだがシャイな彼氏という設定が、アメリカ人には大人しすぎるのかも? MSI...

素敵、素敵! 待望のシリーズ5作目。 ニューヨークに戻っての~魔法合戦のお話。 アメリカでは売れ行きが伸び悩んで発行のめどがたたず、日本で書き下ろし発行されたという。 妹タイプの健全なヒロインと、才能豊かだがシャイな彼氏という設定が、アメリカ人には大人しすぎるのかも? MSI社に復帰する日、ちょっとドキドキのケイティ。 マーケティング部長に昇進して、独立した部屋を与えられる。 専属秘書の若い女の子パーディタはそそっかしいけど。 ライバル社のスペルワークスが、しだいに販路を伸ばしている様子。 元社員で、技術を持ち出したイドリスはとらわれの身だったが、なかなか真相を白状しない。 街頭で魔法を悪用した妙な事件が起こり、現場に何度も駆けつけたオーウェンに思わぬ悪評が立つ。 オーウェン自身がたくらんだことかも知れないというのだ。 ケイティは元社長のラムジーに違和感を覚えるが、愛想が良く押し出しの立派なラムジーをオーウェン含めて皆信頼している様子。 あまり気の合わなかったキムだけが同感してくれる。 マーケティング部長としては、ライバル社に対抗するため、大がかりなカスタマーカンファレンスを企画。 その席上が狙われそうな予感をいだきつつ… オーウェンはかって魔法界で反乱を起こしたモーガン夫婦の遺児で、その血を引いて今再び陰謀を企み、マーリンを狙っていると糾弾される。 オーウェン自身、捨て子だったらしく出生は知らない。 里親のイートン夫妻にじかに聞こうとはしないオーウェンを見かねて、ケイティが訪ねていく。 じつは親権は魔法評議会にあり、距離を置いて厳しく育てるように命じられていて、あまり愛情を示せば、オーウェンを取り上げられかねなかったのだという。 意を決したグロリア・イートンの威厳におされて、どんどん道が開くのも面白い。 いつものルームメイトや社の仲間達もにぎやかに参戦。 オーウェンのいろいろな様子と、二人の想いが深まっていく様子も。 満足な読み応えでした。 普通の女の子が意外な才能を生かして頑張るっていうのは、少女漫画的かも。 可愛いロマンス物としても楽しめますが、うぶな二人なので~そういう描写の多いロマンスとしては期待出来ませんけどね。 これでいちおう完結? でも続きも出ているらしい…♪

Posted byブクログ

2013/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このシリーズに泣かされるとは思わなかった。オーウェンのほんとの両親が明らかになります。彼らはなぜオーウェンを手放したのか。母からの手紙必見。めちゃくちゃ泣けた。 でも!でも!我らがスーパーヒーローに大悲劇が!そ、そんな!大ショック! 二人の愛の深さも描かれて、大満足な一冊。

Posted byブクログ

2012/06/02

めっちゃ面白かった! 2~4巻に比べて☆ アマチュアの作家からプロの作家になったような完成度の違いがあったように思う。 日本の出版社だけのオリジナルってことで、もしかして今までほぼ放置された状態だったのを、日本の編集さんがけっこう介入して、洗練されたんだろうか?それぐらい急に読み...

めっちゃ面白かった! 2~4巻に比べて☆ アマチュアの作家からプロの作家になったような完成度の違いがあったように思う。 日本の出版社だけのオリジナルってことで、もしかして今までほぼ放置された状態だったのを、日本の編集さんがけっこう介入して、洗練されたんだろうか?それぐらい急に読みやすくなってた。 スーパーヒーローの秘密はだいたい予想通りだったけど、結末には満足! これで一応物語は終了かなと思ったら、訳者の人はまだ続きを待ちましょうみたいに書いてあったのでびっくり。 また続きがあるなら、読んでみたいと思う。

Posted byブクログ

2012/05/03

前作までの魔法と会社と恋人に彩られたケイティの日常を影を潜め、魔法対魔法の戦いがメインになっている。 きちんとシリーズの途中で出てきた人物を生かし、巧くまとめていて楽しかった。 プロットとは決して見新しくないんだけど、それをきちんと読ませてくれた。 本国では出版されていない5作目...

前作までの魔法と会社と恋人に彩られたケイティの日常を影を潜め、魔法対魔法の戦いがメインになっている。 きちんとシリーズの途中で出てきた人物を生かし、巧くまとめていて楽しかった。 プロットとは決して見新しくないんだけど、それをきちんと読ませてくれた。 本国では出版されていない5作目を出してくれた東京創元社さんには頭が下がる。 シリーズ一気読みしたけど、本当に面白かった。

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2012/02/24

 読み終わっちゃった・・・。続巻出るのかな・・。シリーズ中最もドラマティックだったと思います。起承転結でいえば正に「転」の部分。  お願い、大満足の「結」の部分まで読ませてください!!大人も楽しめるファンタジー、意外と少ないんですよ~。

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2012/02/08

前の巻よりは、回復してはいるかなと! 続編は難しいのでしょうか。 結局アリとかどーなったんだという伏線は回収せず。一応はこれで終わってしまってもおかしくはない展開ではあります。 もう少し、裏ボスを上手く利用して欲しかったです。

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2011/12/08

いやぁ~面白かった! シャンナ・スウェンドソンの(株)魔法製作所シリーズ第5弾。 アメリカでは、一連の売れ行きが伸びてない?とかで、出版に待ったがかかったそうだが、日本でめでたく書き下ろしオリジナルとして登場。 4巻まで読んだなら、これを読まずしてどうする(笑)というほど、実...

いやぁ~面白かった! シャンナ・スウェンドソンの(株)魔法製作所シリーズ第5弾。 アメリカでは、一連の売れ行きが伸びてない?とかで、出版に待ったがかかったそうだが、日本でめでたく書き下ろしオリジナルとして登場。 4巻まで読んだなら、これを読まずしてどうする(笑)というほど、実に見事なクライマックスにまとめ上がっています。 シリーズで最もハラハラ進行し(=読ませる)、いろんな謎が解き明かされ、最後にもサプライズがあって、でもとにもかくにも、ハッピーエンド。 ここまできて、なかなか満足な読後感ながら、更にお話読みたいなぁと思わせる余韻もあったりもする。 ついでに、是非また、日本の読者に向け、更なるケイティとオーウェンの楽しいお話を書いて頂きたいものですね~

Posted byブクログ

2011/11/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最終巻(5巻)が日本でのみ発売だったので、再読してたのですが5巻です。 訳でしか読めないので新鮮な・・・可も無く不可もなく、という感じ。 最終巻ということで全ての陰謀の黒幕、オーウェンの出生の秘密が明らかになりました。途中「ハリポタ?」と思うようなエピソードもありましたが、4巻発刊の時点で出版社から最後通告を受け取っていた割には、きちんと終わってる感じ。(アメリカのTVシリーズの様な・・)確かにアメリカの出版事情を思えば、この内容で4巻まで行った事は奇跡といえば奇跡。同じようなラブコメではプリンセスダイアリーやトラベリングパンツがあるけど、ローティーンのマーケットの様にはいかないものだし。アジア圏ならそこそこ売れそうな感じではあるけども。 ということでそれなりにちゃんと決着がついてめでたしめでたしでした。

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2011/09/28

自分の理想どんぴしゃな物語の、シリーズ最終巻。 アメリカで売れ行きが悪いため、日本でのみ発売された本作品は、他の巻と比べて若干違和感があるものの、ヒーローの身に起こる意外な結末により、感動の内に幕を閉じます。 うーん、もう少し長く、彼らの活躍を読みたかった!というか、オーウェンの...

自分の理想どんぴしゃな物語の、シリーズ最終巻。 アメリカで売れ行きが悪いため、日本でのみ発売された本作品は、他の巻と比べて若干違和感があるものの、ヒーローの身に起こる意外な結末により、感動の内に幕を閉じます。 うーん、もう少し長く、彼らの活躍を読みたかった!というか、オーウェンのかっこいい魔法使いっぷりを堪能したかった(笑) 全巻通して、素晴らしいの一言。一気読みできる今、出会えて良かったです。…いや、あっという間に終わって、寂しいかも(・_・、)

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2011/09/27

んー、自分の趣味からちょっと外れているのだけど、毎回面白く読める。趣味から外れているので買わないけど、あれば読んでしまう。 このシリーズ、職場の女性の同僚から進められたのだが、主人公の女性があまりにステレオタイプな「女のこ」な行動・思考であること。女性から見て鼻につきはしないの...

んー、自分の趣味からちょっと外れているのだけど、毎回面白く読める。趣味から外れているので買わないけど、あれば読んでしまう。 このシリーズ、職場の女性の同僚から進められたのだが、主人公の女性があまりにステレオタイプな「女のこ」な行動・思考であること。女性から見て鼻につきはしないのか。そんなことばっかり気になる。

Posted byブクログ