死角 の商品レビュー
G 2011.2.19-2011.2.26 エコー・パークから頑ななボッシュが目立つようになってきたけど、この作品では、なんか高齢になって頑固になった老刑事というイメージ。もちろん最後はボッシュが正しくて事件は解決されるんだけど、ん~、ちょっと、というかんじ。
Posted by
ハリー・ボッシュシリーズ。 お話はいつもよりスピーディな展開。その理由は訳者あとがきに記載されているのだが、雑誌の連載で字数制限があったためとのこと。なるほど、と思わせる。ただ、その展開はさすがコナリーと思わせるもので、読後に満足が味わえる。ハズさないというのは、本当にすごい...
ハリー・ボッシュシリーズ。 お話はいつもよりスピーディな展開。その理由は訳者あとがきに記載されているのだが、雑誌の連載で字数制限があったためとのこと。なるほど、と思わせる。ただ、その展開はさすがコナリーと思わせるもので、読後に満足が味わえる。ハズさないというのは、本当にすごい作家だ。 希望としてはもう少ししっとりとしたお話を読んでみたい。その点で、評価は★三つとした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マイクル・コナリーのボッシュものはほとんど読んでいます。この作品はこれまでの作品と比べると、テロリストや放射性物質、FBIとの連携など、派手な設定になっている反面、人物描写はやや浅いような気がしました。ヒット作をとばしている著者も、そろそろ疲れてきたのかな、という印象を持ちました。
Posted by
ストーリー・テリングは過去のコナリー作品ほどこなれていないのだが、読者の視点を一撃で裏返して見せるラストシーンの出来映えは逆に過去のいずれの作品にも劣らぬほど良くできている。まさに「死角」。本書は「買い!」だ。
Posted by
なんとなく番外編のような感じを受けたのはわたしだけ?おもしろくなかったわけでもないんだけれど、なんだか警察とFBIの政治的駆け引きとか警察機構のなかでの立ち回り方みたいなあれやこれやが、どうもダラダラしているように感じてしまった。なんだかフツーのミステリって感じで。いや、フツーで...
なんとなく番外編のような感じを受けたのはわたしだけ?おもしろくなかったわけでもないんだけれど、なんだか警察とFBIの政治的駆け引きとか警察機構のなかでの立ち回り方みたいなあれやこれやが、どうもダラダラしているように感じてしまった。なんだかフツーのミステリって感じで。いや、フツーでもいいんだけれど。ボッシュ・シリーズはボッシュの生い立ちとか過去とか、難しい性格?とかがつねに影を落とすような、なんというか、陰影のあるストーリーが魅力と思っているので。なんとなくものたりなかったというか。ベトナム体験の話がちらりと出てきて、なにかふくらみがあるのかと思ったらそうでもなかったし。レイチェルとの絡みはおもしろかったけれど。それが目玉だった?以下ネタバレなのでずっと下に続きます。ロス壊滅のテロ?と壮大な事件をにおわせておいて、なーんだ、みたいな肩すかし感が。そんなつまらないことで放射能物質を持ち出さないでくれ、とか。なんだかモヤモヤするような……。
Posted by
やはり旨い!いつもの長編に比べると相当に短いが、そのぶん話の展開にドライブがかかった感じ。コクはあえて求めなくてよろしいかと。
Posted by
マイクル・コナリーのハリー・ボッシュ・シリーズ第13作。上下巻に分かれていないのは、久しぶりです。展望台で発見された射殺体。新たな部署で、新たな相棒と捜査に臨むボッシュだが、被害者の身元から、テロリストの関与が浮かび上がる。とにかく、追跡、また追跡のノン・ストップ・サスペンス。前...
マイクル・コナリーのハリー・ボッシュ・シリーズ第13作。上下巻に分かれていないのは、久しぶりです。展望台で発見された射殺体。新たな部署で、新たな相棒と捜査に臨むボッシュだが、被害者の身元から、テロリストの関与が浮かび上がる。とにかく、追跡、また追跡のノン・ストップ・サスペンス。前作のあとがきで触れられていた翻訳の予定も決まり、ファンとしては嬉しい次第です。
Posted by
今回も上下二巻かと思っておりました。でも翻訳ペースが早くて有難いです。ファンはちゃんと買って翻訳者を応援しないと。 読了。なるほど、短めだった理由が後書きで判ったです。ボッシュ・シリーズの中ではアッサリ風味だけど毎回ご馳走じゃあ飽きちゃうもの。ちょっと箸休め。でも面白いのは流石。
Posted by
お待ちしてました!マイクル・コナリー!! 届くのが楽しみだぁ。 好きな作家の本は、最近は超スローペースにて 楽しむのがお気に入り。 さっさと読むのホントもったいないーーー
Posted by