1,800円以上の注文で送料無料

クリスマス緊急指令 の商品レビュー

3.2

8件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/09/18

高田崇史短編集。高田崇史といえば歴史ミステリーですが、ユーモアミステリーの「迷人対怪探偵」、群像劇の「オルゴールの恋唄」、私小説のような「茜色の風が吹く街で」とバラエティに富んだ内容になっています。歴史ミステリーももちろん収録。 印象に残った作品について。 「迷人対怪探偵」のシ...

高田崇史短編集。高田崇史といえば歴史ミステリーですが、ユーモアミステリーの「迷人対怪探偵」、群像劇の「オルゴールの恋唄」、私小説のような「茜色の風が吹く街で」とバラエティに富んだ内容になっています。歴史ミステリーももちろん収録。 印象に残った作品について。 「迷人対怪探偵」のシュールさが心地よい。やはり、高田崇史がこのテイストを書くのか、といった驚きが忘れられないですね。振り切って書いたのだと思います、いいです。 「オルゴールの恋唄」の歯車が噛み合ってゆくかのような心地よさ。この感覚を初めて覚えたのはゲームの『街』なんですが、噛み合ってきたぞの疾走感が楽しい。

Posted byブクログ

2011/12/21

QEDから考えればだいぶさっくり読める短編集ですが、系統はバラバラ。 高田さんを極めたいくらいの勢いの人にしかオススメしません。

Posted byブクログ

2011/12/11

高田氏の短編です。 いくつか面白い話があったのだけど、私にはちょっと???な話もあったので★3つ。 オルゴールの話は面白かった。 壊れたオルゴールの音色は、聞く人によって違う音楽に聞こえるってやつ。 先入観とか、その人が その時に一番心に引っかかってる事が反映されちゃう。そうい...

高田氏の短編です。 いくつか面白い話があったのだけど、私にはちょっと???な話もあったので★3つ。 オルゴールの話は面白かった。 壊れたオルゴールの音色は、聞く人によって違う音楽に聞こえるってやつ。 先入観とか、その人が その時に一番心に引っかかってる事が反映されちゃう。そういうのって、何にでも言えることだと思うけど。

Posted byブクログ

2011/07/13

なんか、作者名でメフィストな予感がしたんですが、 作品はそうでもなかったです。短編集だからかな。 普通におもしろかったです。 雰囲気は嫌いじゃなかった。 BARの話が雰囲気あってよかったかなー。 オルゴールのもまあ、良かったかな。 でも迷探偵対怪人。 お前はだめだ。 なんか...

なんか、作者名でメフィストな予感がしたんですが、 作品はそうでもなかったです。短編集だからかな。 普通におもしろかったです。 雰囲気は嫌いじゃなかった。 BARの話が雰囲気あってよかったかなー。 オルゴールのもまあ、良かったかな。 でも迷探偵対怪人。 お前はだめだ。 なんかわざと寒い感じに書いたり、 なんかわざとちょっと下手に書いたりしたのかもしれないけど、 貴重な時間を割いて素人作品など読みたくないわ。 読むのがあまりにも苦痛すぎて、2作目は冒頭と結末しか読んでません。 なんかこれおもしれえ!絶対受ける!!と思ってる素人小説など読みたくないわ。 狙ってやったんならマジ凄いと思う。

Posted byブクログ

2018/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数日前に読み終えた一作。 クリスマスが好きなのでタイトルが気になり購入。 内容は… 緊急推理解決院(EDS)歴史推理科についてが一作 K`s BAR STORYが二作 迷人対怪探偵が大きい話は二作(間に小さい話が三作) そして、別個で短編に二作 計7話(小さい話を数えぬと)が収録されている短編集である。 高田氏といえば、QEDの歴史ミステリを連想する。 一作目、EDSの話に歴史が絡むか。また、最後の話も、近現代の歴史に入るか入らぬか。 すべてクリスマスの季節に起こった話である。 解説の高里椎奈氏は、「迷人対怪探偵」シリーズの続きを読まれたいと書かれていたが、自分はK`s BAR STORYが好み。 どれも、そんなに重厚な話ではないと感じるので、心して読むことはないだろう。 ただ、冒頭のポアロからの引用にもある通り、クリスマスに事件が発生しないなどということはないのだ。ということだろうか。

Posted byブクログ

2011/02/16

小噺のようにサクサク読める短編集。 怪探偵は切れ味鋭く笑わせてくれる。 気分転換にちょうど良いかな。

Posted byブクログ

2011/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初高田崇史作品。 ミステリ短篇集でしたが、あまりミステリ要素のない「茜色の風が吹く街で」が1番印象に残った。学生運動が吹き荒れてた時代は全く知りませんが、「ひとつの大きな運動」が終わった後の、一種の気抜けのような学校の雰囲気が1人の中学生の日常を通して伝わってきた。 劇的な展開や目新しいストーリーはないけど、必死に恋をしたり、読書をしたり、スポーツに取り組んだり、友情を育んだりする少年の姿は、やはり読んでいて寂しくなったり切なくなったりするものなのだなあ。 当時の中学生たちが夢中になっていた音楽が出て来たのも興味深かった。 しかし彼が中学生を必死に生きていた時代は、まさに「激動の年」だったのだな、と書かれていた数々の事件を見て思った。

Posted byブクログ

2011/01/23

この著者の本はQEDシリーズしか読んでいなかったので、初めての短編集。「オルゴールの恋唄」がよかったです。アンティークオルゴールって実際に見たことはないんですが、『パズルゲーム・ハイスクール』シリーズの絵によると(笑)、オルガンくらいの大きさみたいですね。実際に音が聴けるところが...

この著者の本はQEDシリーズしか読んでいなかったので、初めての短編集。「オルゴールの恋唄」がよかったです。アンティークオルゴールって実際に見たことはないんですが、『パズルゲーム・ハイスクール』シリーズの絵によると(笑)、オルガンくらいの大きさみたいですね。実際に音が聴けるところがあるなら、聴きに行ってみたいなあ。

Posted byブクログ