監査法人を叱る男 の商品レビュー

早房長治【著】

2011/02/11

監査法人トーマツ創業メンバーの一人、富田岩芳氏の半生を記した一冊。

この本を読んで思ったのは、
創業者が次の世代に満足しないのは、
創業者じゃないからではないか、ということ。
「今が創業」くらいの気持ちで仕事に取り組むべしと創業者は思っているが、下はそう思っていない。
そんな気持ちを持っていれば、自分で「始め」てる。

今のような厳しい環境だからこそ、勇気を振り絞って、外に出て「始め」ないといけない。
組織にしがみついているようでは、
真の意味で組織に貢献できるようにはならない。
そんなジレンマがあるように感じた。

2011/01/17

トーマツの創設にかかわった冨田氏の反省を描いた作品です。志が高く、一本気で行動的な骨太の人生を読んで、感銘を受けました。