誤謬だらけの『坂の上の雲』 の商品レビュー
「日露戦争は祖国防衛戦争だったのか」、「日本は掠奪行為を一切行わなかったのか」など、明治時代を美化する司馬観に対して史料をもとに批判的に検討を行ったものです。 正しい歴史認識を持つために要する「史料批判」の精神を養うのに良い一冊となりました。
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司馬遼太郎『坂の上の雲』は間違いだらけである。それを無批判にNHKが全国放送する。司馬いわく「日清戦争に日本は受け身だった」「日露戦争は、祖国防衛戦争であった」。このゆがんだ歴史認識に逐次的批判を加え、明治日本を美化した司馬の詐術を明らかにする。 「司馬史観」が偏ったものであるこ...
司馬遼太郎『坂の上の雲』は間違いだらけである。それを無批判にNHKが全国放送する。司馬いわく「日清戦争に日本は受け身だった」「日露戦争は、祖国防衛戦争であった」。このゆがんだ歴史認識に逐次的批判を加え、明治日本を美化した司馬の詐術を明らかにする。 「司馬史観」が偏ったものであることは、ある程度分かったが、史実はどうだったのだろうか。
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