朝鮮半島201Z年 の商品レビュー
中国人のしたたかさ、朝鮮人の他人のせいにする身勝手がよく表現されている。 執筆当時の日本の内閣の頼りなさも表されているが、2019年の現在では、日本も少しずつわかってきて、心強くなっている。 半島国家が統一された場合、日本にとってどのように対応しなければいけないか、考えさせられま...
中国人のしたたかさ、朝鮮人の他人のせいにする身勝手がよく表現されている。 執筆当時の日本の内閣の頼りなさも表されているが、2019年の現在では、日本も少しずつわかってきて、心強くなっている。 半島国家が統一された場合、日本にとってどのように対応しなければいけないか、考えさせられました。
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日経ビジネスオンラインで連載してる方の、シミュレーション小説。日米韓中関係がどうなるかッていう。 個々の事案はともかくとして、流れはだいたいあってる。凄い。
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小説としての完成度は「?」だが、2010年時点で韓国の中国接近、というかほぼ属国化、のシナリオをここまで具体的に見通しているのは素晴らしい。 挿入されている新聞記事が、それぞれの特色を良く出していて笑える。
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内容は興味があるのに、文章が読み難くて挫折。日記のような記録のような形式で話が進んで行くので面白みがなかった。あくまで前半の部分は。
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筆者自身、はじめはノンフィクションで書こうとしたと言うように、とてもリアリティがあり面白かった。 朝鮮半島や中国がもつ考え方の一端がわかったような気がする。 日本の外交は大丈夫なのだろうかと不安になってきた。
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2012/12/27:読了 あとがき P478の作者の記述(以下)が、この本の特徴そのもの。 こういう本の内容だから、体制側の新聞記者なんだろうが、でも、良い本だと思う。外交や政策のシミュレーションシは、このような現実分析をベースにしたものなんだろう。 数年後に、現実がどうなっているか、読み直してみたい。 ※以下、P478 作者のあとがきの抜粋 記者としてははなはだ邪道ながら「朝鮮半島に近未来に吹き荒れる中国台風」をフィクションとして描いた。ファクトを踏まえた上での思考実験だから、現実がこの小説にたまたま似てくることもあるだろう。ただ、本当に読んでほしいのは「近未来」部分よりも、「なぜ、その未来が起こりうるか」を述べた現状分析のくだりである。
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プロローグ 全世界の図書館等から1953年1月の人民日報とそのマイクロフィルムが姿を消した。そこには、尖閣は日本の領土と書かれており...みたいな 韓国と北朝鮮が小競り合いしたときの流れ弾(ミサイル)が、中国の貨物機にあたり墜落。中国は、原因究明されるまで 仁川空港への発着を禁止。それを発端に韓国の貿易が崩壊し、 韓国は米国、日本に助けを求めるが、救済を渋っているところに 中国が手を差し伸べて、急速に韓国に浸透していき、やがて韓国は米国と決別し、人民元を受け入れ... 現在の国際社会の状況をふんだんに取り入れて、その上にいかにもありえそうな近未来を構築している。最後の中国と国際社会との関係など、恐ろしい現実を示唆しているようだ。 が、最初の設定が細かいので前半部分がすこし冗長で、読み進めるのがしんどかった。中盤以降は面白かったが、最後が恐ろしく読みたくなくなった^^;
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★201X年★ 仁川国際空港のそばで南北海軍が交戦、同空港は全面閉鎖に追い込まれる。 韓国株が急落、ホットマネーが逃げ出して韓国は通貨危機に襲われる。 ただ、1997年の危機の苦い記憶から韓国はIMF(国際通貨基金)に助けを求めない。 米国は自身の危機に対応に手いっぱいでドルを貸すなど韓国救済に動かない。 日本も、反韓感情と迷走する政権の判断停止によって韓国の救済要請に応じない。 結局、中国が韓国の上場会社の株式の3分の1を引き受ける形で救済。 ほとんどの大広告主の筆頭株主が中国となった韓国メディアは、親中的な報道に転じていく。 米軍基地の街「振武市」には、基地追放を掲げる反米市長が誕生する。 地方参政権の急拡大を背景に、在韓中国人が住居を振武市に一斉に移し投票したためだ。反米市長は当選するやいなや全国から“反戦市民”を呼び集め、基地封鎖運動を開始する。 ★201Y年★ 北朝鮮が核兵器を完成する。 米国は核の傘を韓国に保障するが、韓国はそれを信用せず対北援助を再開するなど融和政策に転じる。 訪中した金正日が急病で平壌に戻れなくなる中、何者かが北の核奪取に動く。 日米は日本海にイージス艦を展開、北の核ミサイル発射を防ごうとするが、 「核を南北で共同保有した」と考えた韓国はこれを妨害する。 ★201Z年★ 韓国は米国との同盟を打ち切り中立化。 北朝鮮は中国の支配の下、改革開放政策を採用。南北ともに朝鮮半島は、昔のように中国圏に戻っていく……
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フィクションとは思えない内容。 まさに未来ではなく今、明日明後日について書いているようだ。 今の日本は本当にまずい状況下におかれてることを強く認識した。 モノづくり日本とか内輪で馴れ合ってる場合じゃない。 政治、外交もガラパゴス化しちゃっていて、完全孤立している。。 「国際...
フィクションとは思えない内容。 まさに未来ではなく今、明日明後日について書いているようだ。 今の日本は本当にまずい状況下におかれてることを強く認識した。 モノづくり日本とか内輪で馴れ合ってる場合じゃない。 政治、外交もガラパゴス化しちゃっていて、完全孤立している。。 「国際社会というものが激しい自己主張の場であることを全く理解していない政治家が多い」 「日本が黙っているからこれ幸いと相手はどんどん攻め込んでくる」 というくだりにはっとさせられた。 民度が低いから、非常識だから相手にせず、は世界には伝わらない。 外からみたらこの日本の態度こそが理解できないにだから。 私は日本人だし、日本人の礼儀正しくて優しい控えめなところが大好きだ。 その国民性を護っていくためにも、自国だけじゃなく、隣国の歴史や民族の性質を学んで、もっと狡猾な外交をしていかなきゃいけない。 多くの人に読んでもらいたい。 引きこまれてあっという間に読める。
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近未来、中国が朝鮮半島への支配力を強めることに。中国の台頭と米国の衰退を背景とし、北朝鮮の核開発や韓国の金融危機をきっかけに韓国、日本の迷走が始まる。東アジア情勢がよくわかるが、ちょっと韓国が悪く書かれすぎているような気が・・・
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