1,800円以上の注文で送料無料

贖罪 の商品レビュー

2.7

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    5

レビューを投稿

2011/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館にて。 後味が悪い…。一応の明るいラストと言うことだろうか。 いろんな点が気持ち悪いし、やるせない。 楽しめたが、そばには置いておきたくない本…。

Posted byブクログ

2011/02/13

これを読もうと思ったのは、別にノリピーのファンではないが、ノリピーのアイドル時代に生きてきた世代であること、我々がマスコミから受ける(報道されている)情報と、実際の酒井さんの状況を知りたかったこと、酒井さんの逃亡中の心理状態など、リアル、真実を知りたかった、ということだった。 ...

これを読もうと思ったのは、別にノリピーのファンではないが、ノリピーのアイドル時代に生きてきた世代であること、我々がマスコミから受ける(報道されている)情報と、実際の酒井さんの状況を知りたかったこと、酒井さんの逃亡中の心理状態など、リアル、真実を知りたかった、ということだった。 その中で、僕が予想、想像していたものとおおよそ合致していたことは、覚せい剤は夫の影響であったこと、酒井さんは世間知らずでサーファー系の遊びは未知の世界だったこと(それが夫に対して男として魅力に映ったこと)など。反面、見えなかったところは、逃亡してしまったことが、意図的なものなのか、思わず焦って逃げてしまったのか、という事実。これについては、マスコミの報道と実態は、だいぶ違いがある、ということがわかった。また、芸能人は、裏でかくまってくれるバックがいたりするのか、というのは、意外と特別にない、ということもわかった。まあ、逃げてしまったことで大騒ぎになってしまったんだだな、という感じです。 知りたかった事実をこの本を読むことで知ることは出来た。 だが、この本自体の感想としては、この本のテーマは贖罪であり、あくまでも事件の真相や懺悔、今後の世間に対する決意表明などを目的にして書くことが趣旨であるように思う。そのため、自叙伝、ノリピーのアイドル時代の生い立ち、自分史の回想の方がページ数が多いことには疑問を生じた。特にファンではない僕にとっては、芸能人であること、アイドルであることの自慢話し的な感じにしか聞こえてこなかった。正直、自叙伝の箇所はいらないように思う。

Posted byブクログ

2011/01/27

全体を読み終えての感想。 彼女の反省の念が込められているようで、たまにどこか自分の責任ではないような気持ちもあるのかなぁ。 本人が本当にそう思っているか、という真実は他人にはまったくわからないのだが。 でも、逆に私はこういった人がただただ反省している書を読んでも、なんとなくリ...

全体を読み終えての感想。 彼女の反省の念が込められているようで、たまにどこか自分の責任ではないような気持ちもあるのかなぁ。 本人が本当にそう思っているか、という真実は他人にはまったくわからないのだが。 でも、逆に私はこういった人がただただ反省している書を読んでも、なんとなくリアリティがない気がするので、本音で素直に書いているのかなぁという気もした。 また、子供に対しての申し訳ないという気持ちは非常に持っているように思えたし、実際、やはり自分の子供に社会に対する負い目を負わせた親の責任というのは非常に重いと思う。 子供はどんな環境でもハンディを乗り越えて、いろんなものを獲得して大きくなっていくと思うので、彼女の子供さんにはぜひ立派に成長してもらいたいなぁと思った。

Posted byブクログ

2019/01/16

幼少期から覚せい剤所持、現在に至るまでの坂井法子の自叙伝。 タレント本のランキング1位ということで気になって購入。売り切れの店舗が多く、4件目の本屋でようやく置いてあった。 何で覚せい剤をやってしまったのか。と誰もが疑問に思うがこの人の場合は「夫との共通意識を持てる何か」が始...

幼少期から覚せい剤所持、現在に至るまでの坂井法子の自叙伝。 タレント本のランキング1位ということで気になって購入。売り切れの店舗が多く、4件目の本屋でようやく置いてあった。 何で覚せい剤をやってしまったのか。と誰もが疑問に思うがこの人の場合は「夫との共通意識を持てる何か」が始まりだったようだ。自分の理想の夫婦と掛け離れ次第に距離間が出来てしまった時に埋めてくれたものが書覚せい剤だった。と本著で述べている。 共通意識を持ちたいというのが分からなくはないけれど手段を間違えてしまった。芸能人であるがゆえなかなか普通の人と同じような解決法を見いだせなかったのだろうけどね、それに幼少期の家庭も結構複雑で母親が何回も変わったりとしてるみたいだし。のりぴーを演じてた頃はずいぶんいつまでも女子中学生みたいじゃいられないと葛藤してたみたいだし(でもそれは乗り越えたみたいね) ただこの贖罪を書いたからには覚せい剤は2度とやらないでほしい。 また、もう少し赤裸々に深いところまで話してほしかったのと、これからの事がほとんど未定と言われていたので自分が社会に向けて何が出来るかをしっかりと考えてほしい。そして出来ればそれは芸能界じゃない事を願ってる。 cf 偉そうにレビューを書きましたが、こういう著名な人がもう一度再起して、例えば福祉だったり薬物防止のPR活動だったりをホントに真摯にし続けたりすれば、社会に大きな良いインパクトを与えられるんじゃないかなと思います。言葉に深みが出ますものね。

Posted byブクログ