キリハラキリコ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
キリハラキリコ嬢の一年を日記でたどる。 ここは変な世界。 目覚めると自宅が駅になっていてトイレにOLが並んでいたり、 魔女の魔法によって家から出られなくなったり(でも2時間ぐらいしか効果がない)、 クラスメイトに宇宙人やパンダがいたりする。 唯一普通の女の子(?)キリコの日常。 人々の家のカレンダーをめくりに来る暦屋の親子が物語を動かす。 カツラを見抜く以外特技のない無職のミスター水村が好き。 毎月一日におばさん未満は100円でラーメンを食べられるラーメン屋の話が、 悲哀とおかしみがあっていい。 とりあえず、わけのわからない不思議な世界を楽しむお話。 確かに変な世界だ。 理性や常識で考えてはいけない。 たぶんわけがわからなすぎてイライラする人もいるだろう。 でもこれまでだって、 助けたカメに連れられて竜宮城へ行ったり、 森の奥に七人の小人が住んでいたりする物語をごく自然に受け入れてきたのだから、 そんな風に読めばぜんぜんおかしくない。 くだらないけど笑えてしょうがない本。 一応ちゃんとオチがあるし。 なんでも、泣かせるより笑わせる方が難しいのです。
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以前、ネットで連載されていた時、毎日更新されるのを楽しみにしていた。連載が終わっても、なんだか忘れられなかった奇妙な世界。 何年かぶりに本屋で再会して、感動の即購入。通して読んでみると、ただ不思議なだけでなく、以外と奥行きもある構成に、感心。 好きな世界観です。
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何故これを出版したかったのか、本にしたかったのか わからない・・・と思っていたら、 ブログにアップされてたのを本にしたとかいうのを聞いた。 それで、合点。いかにもそんな感じ。 思い浮かんだ事を、そのまま書き綴って、 それを集めました、みないな。 シュールな感じが好きな人とか、世...
何故これを出版したかったのか、本にしたかったのか わからない・・・と思っていたら、 ブログにアップされてたのを本にしたとかいうのを聞いた。 それで、合点。いかにもそんな感じ。 思い浮かんだ事を、そのまま書き綴って、 それを集めました、みないな。 シュールな感じが好きな人とか、世界観で読むのが好きな人は はまるかも。 決して面白く無い訳ではないけれど、読んだ後に 「うん。まぁ・・・。で?」って感じ。 2011-68
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今年最後の本です! いやーバカらしい(笑)シュールで楽しかったo(^-^)o 今年の見納めの本でよかったと思います。この人の作品は自分の世界があって自分的に好きです。 『ミスター水村』という人物が怪しくて笑える。
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なんか、すきだ。キリハラキリコ。 軽いのに、重い。 明るいのに暗い。 不思議な感覚。 クレヨンで色とりどりに塗った紙を、黒いクレヨンで塗りつぶして、引っかいて描いた絵、みたいな日記。
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どうでもいいところで泣きそうになってしまうのは、私だけ? 後半はもう世界観に慣れて…というか、麻痺してきちゃって、「目の前から靴が歩いてきた」のところでもすぐには変だと気づかないくらい。ああ、透明だったのね、って。 怪獣の話がなんかすごくスキ。
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キリハラキリコの住むキリキリ町では、おかしなことばかり起こる。生徒が誰も来ない始業式の教室。贋作マンガを売る古書店。蕎麦がにゅるにゅる飛び出すシャワー。季節ごとに必ず起こる停電。毎月一日になると、時の流れを教えにやってくる暦屋他...。周囲で起こる奇妙で愉快でちよっぴり哀しい出来...
キリハラキリコの住むキリキリ町では、おかしなことばかり起こる。生徒が誰も来ない始業式の教室。贋作マンガを売る古書店。蕎麦がにゅるにゅる飛び出すシャワー。季節ごとに必ず起こる停電。毎月一日になると、時の流れを教えにやってくる暦屋他...。周囲で起こる奇妙で愉快でちよっぴり哀しい出来事を、キリコは一年間の日記形式で綴る。やがてキりキリ町には数ヶ月にも及ぶ大停電が訪れ、キリコの日記にも最終ページが記されることに―。従来の小説形式を打ち破る不条理で不思議で自由な物語空間が、読む者を未体験のワンダーランドへと誘い込む。 シュール?なんとも言い難い。ふしぎ。
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これこそワンダーな世界と言わんばかりの世界観が大好きです。 ノリの軽いやりとり。シュール?な会話。そんでもって、ちょっとダークで切ない部分も… サクサク読み進められるので、一気読み率高しです!!
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キリハラキリコという女の子の日記形式でつづられた物語。連作ショートショートのように、魅力的な登場人物と不思議なエピソードが繰り広げられていく。こんな町に住みたいような住みたくないような、面白くて奇妙な日々。最後の2か月分ぐらいは、目が離せなく一気に読んでしまいました。ものすごく笑...
キリハラキリコという女の子の日記形式でつづられた物語。連作ショートショートのように、魅力的な登場人物と不思議なエピソードが繰り広げられていく。こんな町に住みたいような住みたくないような、面白くて奇妙な日々。最後の2か月分ぐらいは、目が離せなく一気に読んでしまいました。ものすごく笑えたのに、読後感はものすごく切ない。
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p.11「停電の日はいつもより本がおもしろい気がする。」 この一文に惹かれたんだけど…。 私にはこの世界観馴染めなかったデス…。
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