高層マンション症候群 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
高層階に暮らす妊婦の流産、幼児の自立の遅れ、幼児のアレルギー疾患、高所平気症といった「症候群」について、様々なデータを紹介するもの。気温や湿度、騒音や大気汚染などの環境面、地震の影響なども述べられている。 最近、妙にマンションが買いたくなって、しかも買うなら超高層マンションの高層階がいいなあとか思って、この本を買った。当然、読んだ後は高層階に住むのは辞めよう、と思う。半分くらいが妊婦や子育てに関する事なので、結婚しないしその予定もない読者には関係のない話だった。さらに、東日本大震災前の本なので、長周期地震動についての実際の話があまり載ってない。 話を総合するとRC造マンションの五階くらいに住むのがちょうどいいかな、とか単純に思ってしまう。確かにエレベーターの待ち時間など、エレベーターでのストレスというのは結構あると思う。内容の半分くらいはデータの紹介で、さーっと読めば1時間くらいで読めてしまった。(14/09/15)
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高層マンションにはなるべく住まない方がいいという結論に至る本。妊婦の流産率が42.9%だとか。それだけじゃない、人にとって超高層階に住むことはいままでの歴史上なかったことだからストレス以上のなにものでもない。また、超高層マンションでなくとも中高層であっても地震などの影響を受ける可...
高層マンションにはなるべく住まない方がいいという結論に至る本。妊婦の流産率が42.9%だとか。それだけじゃない、人にとって超高層階に住むことはいままでの歴史上なかったことだからストレス以上のなにものでもない。また、超高層マンションでなくとも中高層であっても地震などの影響を受ける可能性がある。つまるところ、子供を育てるなら5階までが限界!
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特段目新しい内容はなく、ちまたで聞く諸説がコンパクトにまとまっている。ただ、人から聞いた話ばかりで著者自身は超高層マンションに住んだ経験がなさそうなのが気にかかる。この手の本を出す前に、著者が半年でも1年でも居住し、自身の経験を織り込んだものであればよりリアルな内容になったのでは...
特段目新しい内容はなく、ちまたで聞く諸説がコンパクトにまとまっている。ただ、人から聞いた話ばかりで著者自身は超高層マンションに住んだ経験がなさそうなのが気にかかる。この手の本を出す前に、著者が半年でも1年でも居住し、自身の経験を織り込んだものであればよりリアルな内容になったのではないかと思うのだが。
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高所恐怖症の気がある自分には縁がないと思うけど、高いところに住むのは心身に悪いとのデータがあるようだ。ふと『人は地に足をつけていかなければ生きていけない』というラピュタの台詞を思い出した。
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