開発現場で役立つ品質工学の考え方 の商品レビュー
考え方そのものを取り扱っており、本質を理解できる。一般には最適化に重点が置かれがちであるが、大事なのは、仮説に間違いがあると早期に発見できて、新しいアイデアを出せることと記述あり。
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良書。 SN比の計算方法など、品質工学の計算法や考え方を簡単・平易に解説している。しかし、この本の秀逸さはむしろ、現代の、ものづくりをする技術者の方向性・考え方を説いていることにあると見た。いわゆる品質工学で言うところの、”技術者としての基本機能”を考えさせられる構成となっている...
良書。 SN比の計算方法など、品質工学の計算法や考え方を簡単・平易に解説している。しかし、この本の秀逸さはむしろ、現代の、ものづくりをする技術者の方向性・考え方を説いていることにあると見た。いわゆる品質工学で言うところの、”技術者としての基本機能”を考えさせられる構成となっている。その意味では品質工学はあくまでそれを実現する”手段”のひとつに過ぎない。タイトルにある”品質工学の考え方”というよりは、”技術者の考え方”とでも銘打った方が良い内容が印象的。今の仕事に手詰まり感のある、若い技術者に読んで欲しい一冊。
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