検索と発見のためのデザイン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
検索方法についてその仕様や、使用したときの経験を豊かにするために考えを巡らせたことがなかった。 2010年時点で、有名なサービスを例に取り上げながら、ユーザーが検索をした結果をどのように使うのか、または、入力された値でどのような検索結果を表示するのかを考えることについて示唆を含んだものだった。 現在、AIによる解析で検索結果を提供するといった方法が取られているものもあるが、それよりも利用する人間の立場で何を解決するために検索をしているのかを立ち返って考えること。 他のサービスや、機能を設計、実装する際に忘れがちな考え方の視点だとおもう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
装丁とタイトルが気になって読了。 でも、デザイナーより向けの視点なので、イマイチな読了感。 でも、"検索""発見""エクスペリエンス"については改めて考えられたので、よかったと思う。 今後、自分のキャパが広がった際に見直したい。 目次 プロローグ 1章 パターン認識 検索を理解する 検索ボックス 検索のゴール 検索エンジン 色の発見 部屋飼いの象 地図職人のマニフェスト アポフェニア再考 2章 検索の解剖学 ユーザー インターフェース エンジン コンテンツ クリエイター コンテキスト ポータル 検索 オブジェクト まとめてみよう 3章 行動 行動のパターン インタラクションの要素 デザインの原則 少しずつの組み立て 段階的な追加表示 即時応答 代替ビュー 予測可能性 記憶に勝る認識 最小限の途絶 直接操作 利用コンテキスト 4章 デザインパターン オートコンプリート ベストファースト 横断検索 ファセット型ナビゲーション 詳細検索 パーソナライズ機能 ページネーション 構造化された結果 アクション可能な結果 統合的発見 始まりの終わり 5章 発見のエンジン カテゴリー トピック フォーマット オーディエンス プラットフォーム モード 6章 さわれる未来 メソッドと成果物 検索のシナリオ 感覚中枢 セマンティックな特異点 見張り番検索 烏合の衆 発見を体験する こちらもおすすめ 訳者あとがき 索引
Posted by
もっと教科書っぽいのかと思ったらそんなことなかった。カラーでいろいろ画像も入っていて、読み物としても読めました。 検索って、結構実装で躓くなぁ~って思っていたけど、なんだ、みんなも苦労してるんじゃん!って感じてほっとしました。 きっともっと高レベルな話なんだろうけど・・・
Posted by
読者に気づきを与えるような書き方がされており、押し付けがましくないところが非常によかった。また、この本自体検索およびUIを考える上でのインデックスとして機能する。資料性も高くてお得な感じ。
Posted by
『アンビエント・ファインダビリティ』が難しいという人にはよい。やさしい読物だが、深く考える入口になる。わりといい。
Posted by
検索の結果が僕たちの行動を決める。本当の検索依存社会はこれから始まるということを実感させられる。今後、検索が日常生活により深く浸透するにつれ、ゴーグル型のAR端末やジェスチャ入力などの新しいインタフェースも必要になるだろう。変化し続ける検索のパラダイムについて色々と考えさせられる...
検索の結果が僕たちの行動を決める。本当の検索依存社会はこれから始まるということを実感させられる。今後、検索が日常生活により深く浸透するにつれ、ゴーグル型のAR端末やジェスチャ入力などの新しいインタフェースも必要になるだろう。変化し続ける検索のパラダイムについて色々と考えさせられる一冊。
Posted by
WebUIの中で最も重要といえる検索のUIについての考察。アンビエント・ファインダビリティの続編的な内容。心理学や脳科学なども言及していて、著者の知識の深さが伺える。
Posted by
- 1