からくり夢時計(下) の商品レビュー
★あらすじ 父と2人で暮らす聖ニ。古時計の鍵を回すと産まれる前の時代にタイムスリップしていた。これまで知ることのなかった兄や母の過去を知り、心暖まる物語。 ★感想 街の描写がどこか懐かしく、世界観に親しみを持てる。入学式や運動会など何気ない日常にも、これまでたくさんの愛があった...
★あらすじ 父と2人で暮らす聖ニ。古時計の鍵を回すと産まれる前の時代にタイムスリップしていた。これまで知ることのなかった兄や母の過去を知り、心暖まる物語。 ★感想 街の描写がどこか懐かしく、世界観に親しみを持てる。入学式や運動会など何気ない日常にも、これまでたくさんの愛があったんだなと気付く。最後には涙が溢れて、家族を大切にしようと改めて想う。
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何度読んでもなぜか涙が出てしまう作品でした。 タイムスリップする話は今も昔もよくあるストーリーでしたが、タイムスリップした先でお世話になった人が自分の両親と兄という展開に驚き今となっては懐かしい家族の温かさや優しさにとても感動した。 思春期の少年少女に是非読んで欲しい作品。
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三葛館一般 913.6||KA||2 和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=82179
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タイムスリップして知った兄の気持ち、母の死、父の気持ち。聖時はたくさんの想いを知った。人は死んでしまうけれど想いは繋がって行くものだと気付かされた。
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タイムスリップした12年前の世界で聖時は自分と同じ年の兄と駆け巡り、写真でしか知らない祖父の昔語りに耳を傾け、夢にまでみた母と供に家族の食卓を囲む。母のお腹にはもうすぐ生まれる自分がいる。 「神様がタイムマシンを作らせないのは、後悔や失敗を過去の塗り替えなどで等閑にせず、その思...
タイムスリップした12年前の世界で聖時は自分と同じ年の兄と駆け巡り、写真でしか知らない祖父の昔語りに耳を傾け、夢にまでみた母と供に家族の食卓を囲む。母のお腹にはもうすぐ生まれる自分がいる。 「神様がタイムマシンを作らせないのは、後悔や失敗を過去の塗り替えなどで等閑にせず、その思いを、後世、未来へとしっかり紡いでいかせるためだと、わしは思うんだ。」 「未来ってのは、いつもここにあるんだよ、ここに」 最終章で号泣、やさしく心が温まります。
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タイムスリップした過去で刻まれる、かけがえのない時間。 あたたかい家族、あたたかい仲間…優しく心あたたまるファンタジーです。 児童書なので文章に少し物足りなさを感じるかもしれません。 同じ著者の作品に「虹色ほたる」がありますが、自分は虹色のほうが好きです。
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過去にタイムスリップした聖時は、夢にまで見たお母さんにそして写真でしか知らないおじいちゃん、やんちゃ盛りのお兄ちゃんと意気揚々としたお父さん、そしてお母さんのお腹の中の自分、そう12年前の家族のもとで過ごす。そこで、どんなにか自分は両親やお兄ちゃんやおじいちゃんに愛されてきたかを...
過去にタイムスリップした聖時は、夢にまで見たお母さんにそして写真でしか知らないおじいちゃん、やんちゃ盛りのお兄ちゃんと意気揚々としたお父さん、そしてお母さんのお腹の中の自分、そう12年前の家族のもとで過ごす。そこで、どんなにか自分は両親やお兄ちゃんやおじいちゃんに愛されてきたかを知っていくのです。聖時にとって“お兄ちゃん”は“鬼いちゃん”と呼ぶほど厳しく怖い存在でしたが、その厳しさの中に秘められていた理由がある...。ここで気を抜くと涙が出そうになります。 こんな過去へのタイムスリップが出来たら素敵だろうなと思いますが、それは叶わない事。けれども私たちは大なり小なり、家族や周りの人たちの何気ない優しさに守られながら支えられながら今があるのだと思います。普段はそんなことを考える間もなく、その日その日を明日へ明日へと過ごしているのが現実ですが、たまに聖時くんに自分を重ね、メンタルなタイムスリップをしてみるのも良いのでは...。優しさと感動が詰まった作品でした。 大人目線で読むならば、町の商店街のあり方や郊外型大型店舗との問題、人と人との繋がりや地域との繋がりをも中心テーマに据えて書かれており、前作同様にちょっとした提起と捉えれば、奥深さのある作品とも言えるのではないか...。深読みだろうか?
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クリスマスに読むのには最適かも。クリスマスイブが誕生日の12歳の少年の話。タイムトラベルしての出来事には心打たれました。すごく暖かい気持ちになれる。やっぱ、家族って大事です。
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時計店を営む父と、歳の離れた兄と暮らす、小学6年生の聖時。 冬のある日、聖時は不思議な鍵を発見し、過去へとタイムスリップしてしまう。 そこには、自分と同じ年頃の兄と、 そして、幼い頃に死んでしまった母やおじいちゃんがいた。。。 お母さんの大きなおなかは大きかった、 た...
時計店を営む父と、歳の離れた兄と暮らす、小学6年生の聖時。 冬のある日、聖時は不思議な鍵を発見し、過去へとタイムスリップしてしまう。 そこには、自分と同じ年頃の兄と、 そして、幼い頃に死んでしまった母やおじいちゃんがいた。。。 お母さんの大きなおなかは大きかった、 たぶん、それはもうすぐ生まれてくるはずの自分。。。 現在とは違って活気のある商店街、 そこで、祖父の知り合いの子として暮らすことになった聖時は、 少々戸惑いながらも楽しい時間を過ごすのだが、 別れの時が迫ってきて。。。 子供向けの小説だと思いますが、 大人も楽しめる、心あたたまるファンタジーです。 ラストはちょっぴり涙が。。。
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期待しただけ、少しがっかり。面白いのは面白いが。 もう少し涙が出るかと思ったがそうでもなかった。 2冊の必要なし。
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