スタンフォード流 議論に絶対負けない法 の商品レビュー

マーティキーナート【著】

2011/06/27

著者が最も言わんとすることは
議論を制するためには抜け目ない準備と日ごろからの地道な努力の積み重ねが最重要。だということ。
議論上達の趣旨以外では、日本人に根付くカルチャーが国際的な舞台を前提として考えると、根本的に非合理的であるという事をひたすらのべている。
議論というものの捉え方として
我々の多くは、マスメディアの影響からか、議論とは自己主張をし相手を自分の意見に従わせることが本質であるととらえているが、それは間違いである。
本質は、互いに敬意を払い、相手の意見をしっかりと聞いたうえで、問題解決、改善のために、自分の主張を展開させていくというものであり、当事者間にwin-winの関係が成り立つものなのだ。

今すぐに実践的に使える技としては、マインドコントロールと、対面時の表情の作り方くらい。
根本的に議論とはどういったもので、そのあるべき姿を学びたいと考えるなら本書は最適であろう。ただしここで扱われている議論はビジネスシーンの交渉術という意味合い強い。

2011/05/03

著者は東北楽天ゴールデンイーグルスのシニアアドバイザーを務める
マーティ・キーナート氏。

日本人は議論やディベートは苦手な人が多いですよね。

そんな我々にアメリカ人の著者が議論に対する
多くのテクニック＆ヒントを与えてくれる良書です。

商談が多いビジネスマンの方は一読を。

2011/02/20

対人折衝能力を向上させたい人におすすめです。アメリカ人が日本人に感じる偏見のような意見が少し目立ちますが、外人と議論する人にとってみれば、外人はこのように考えるという事を理解する事も出来ると思います。
相手を説得しなければならない仕事についている人はぜひ読んでいただきたいと思います。