イシュタルの娘~小野於通伝~(第ニ巻) の商品レビュー
戦国時代に生きる、巫女の才能を持つ娘。運命に翻弄されながら、まっすぐ前向きに生きようとする姿が美しい。
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2018.2.10市立図書館 5 それぞれの戦 6 女の戦 十七歳 7 秀吉の力 漆黒の闇 8 摂津にて 信長亡き後、秀吉が天下を取っていく中で九条家に身を寄せた於通と公家近衛信輔との淡い恋は引き裂かれ、関白の座をとりそこねた信輔は失意、於通は許嫁を名乗る塩川志摩守の妻となるが…...
2018.2.10市立図書館 5 それぞれの戦 6 女の戦 十七歳 7 秀吉の力 漆黒の闇 8 摂津にて 信長亡き後、秀吉が天下を取っていく中で九条家に身を寄せた於通と公家近衛信輔との淡い恋は引き裂かれ、関白の座をとりそこねた信輔は失意、於通は許嫁を名乗る塩川志摩守の妻となるが…並行して浅井三姉妹(茶々)の運命や出雲阿国との出会い、真田兄弟の上田の合戦も。 女の戦=血を絶やさずにその血を引くものを産み栄えられる道をひらく、この浅井三姉妹の決意の場面で、大塚ひかりの女系図の話を思い出す。実際、茶々の豊臣家は滅んでしまったけれど、徳川に嫁いだ江がその志を果たしたわけだから…
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近衛信輔と、いい感じだった於通さんが他の人と、まさかの結婚!! その相手とは、於通さんが産まれてすぐに縁組みされていたのだった。 両親はすでに他界してしまったから、確かめようがない。 戦国時代の政略結婚は、お気の毒ですね。 摂関家の姫の場合、同等かそれ以上の家格の相応しい人がいないと尼さんになるしかないとか、浅井長政公の娘3人のうち、江与11歳、初は15歳で縁組みして嫁いでいる。 真田信幸は、徳川家の豪勇 本田平八の娘(徳川の養女となる)と、顔合わせもしていないのに、突発的にその場でOK してしまっているけど。 いくら、御家のためとはいっても、あとになって後悔しなかったのだろうか。 於通さんの嫁ぎ先は、愛妾とその子供がいる、とんでもない武家で、気を紛らすように大好きな書の世界に没頭するのだけど、この先大丈夫なのだろうか。
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楽しいっ!またしても1冊2時間ペースだったかもw お通になって、のぶすけさんに抱きつきたい衝動が・・・。 のぶすけさん好きだよ・・・・・・・(≧◇≦)
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出雲の阿国や春日局、浅井三姉妹が出てきて、於通の周りもちょっと賑やかになってきました。彼女らとの関わりを匂わす記載もあるので、今後が楽しみです。 近衛信輔との関係もいい感じに進んでいたところですが、関白の話が出てきたあたりできな臭い感じに。そういえば日本史の授業で、関白秀吉ってあったなぁって思っていたら、案の定、それに信輔が巻き込まれ、しかもこれまで全然出てきてなかった塩川志摩守なる変なオヤジが於通の許嫁として出てきちゃいました。 もっと早く信輔との結婚が決まっていればよかったのに、泣く泣く志摩守の元に嫁ぐことになった於通。なんか田舎臭い生活になってしまって、愛人がいたり、かわいくないガキがいたりと、これまでの生活とは一変しちゃいましたけど、この生活はやっぱり秀吉が亡くなるとか、志摩守が亡くならないと終わらないんでしょうね。 信輔の元に戻りたいはずなのに、逃げることはせずに書に平安を求めることにした於通。続きが気になります。
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文化と教養を武器として戦国時代を生き抜いた才女・小野於通の謎に満ちた生涯を描く大和和紀の新作漫画。戦国時代の公家側の動向を描いた漫画というのは今まであまりなかった気がする。少女漫画だけに乙女チック要素が入り込んでいることは否めないが、信長、秀吉やねね、光秀、浅井三姉妹など、戦国時代の有名な人物を新たな目線で観ることができ興味深い。近衛信輔(のちの信尹)が好みすぎる。関白の座を秀吉に奪われたシーンでは不覚にも涙してしまったくらい。
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浅井三姉妹の長女・茶々の強かさが魅力的。戦国時代を個人の能力で生き抜くらしい於通と対比して描かれるんだろうなあ。於通はここからどうやって世界を広げていくのか続きが楽しみ。
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