1,800円以上の注文で送料無料

おあとがよろしいようで の商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/04/27

いきなり最終回(オチ)だけ読むなんて、愚行な気がした。 しかし、あだち充漫画の知名度と、最終回だけでも楽しめるクオリティが、本書を成立させている。 ミステリーのように劇的な展開が待ってるオチも有り、タイトル通りの落語的な風情のあるオチも有り、 「オチてない」ことを逆手にとって、オ...

いきなり最終回(オチ)だけ読むなんて、愚行な気がした。 しかし、あだち充漫画の知名度と、最終回だけでも楽しめるクオリティが、本書を成立させている。 ミステリーのように劇的な展開が待ってるオチも有り、タイトル通りの落語的な風情のあるオチも有り、 「オチてない」ことを逆手にとって、オチにしてるようなものも有りと、変幻自在で、どれも良い余韻が残る。 解説コラムと、あだち充氏自身の裏話を読んでから、最終回を再読しても更に楽しめる。 個人的に、特に思い出深いのはH2の最終回である。 「甲子園の決勝戦」も、主人公達のドラマ的にはおまけに過ぎず、 決勝戦開幕を告げるラジオの音声で物語が終わったシーンは、強烈に印象に残っている。

Posted byブクログ

2011/01/22

あだち充作品の最終回を全部載せた本だけど、ファンとしては買うべき本じゃないでしょうか。もう一度最初からすべての作品を読みたくなってくるので、中途半端な気持ちで手に取らないほうがいいと思います。

Posted byブクログ