社内失業 の商品レビュー
若いのに社内で仕事を与えられることなく放置された筆者が社内失業は個人の能力不足ではなく企業の人材育成能力不足によるものだと明らかにした一冊。 辞めるのも辞めないのも地獄なのに人からは給料泥棒と蔑まれるのは実につらそう。 なのにそんな人が13%もいるそうです。
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問題提起としては良いと思う。が、社内失業者側に問題はないと盛んに言いますが、旅行の為のWeb閲覧を上司に咎められて叱られる場面で仕事がない現状を話すチャンスと捉え…?その状況で訴えて誰が聞く耳を持つのか。社会構造・企業体質の問題も確かにあると思いますが、変な話も混じっています。統...
問題提起としては良いと思う。が、社内失業者側に問題はないと盛んに言いますが、旅行の為のWeb閲覧を上司に咎められて叱られる場面で仕事がない現状を話すチャンスと捉え…?その状況で訴えて誰が聞く耳を持つのか。社会構造・企業体質の問題も確かにあると思いますが、変な話も混じっています。統計からの読み取りも都合が良いように感じます。他の著作の引用が多すぎる。結果、社会問題としての重要度・対策の必要性等が不明瞭になると思います。あまりお薦めできません。星0です
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現在は人手不足の報道が多く、短期間で傾向がひっくり返っていることがわかる。 社内失業の大変さの説明は多いものの、しっくりいかなかった。
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従来までの中高年層の窓際族や社内ニート、会社内の問題社員としての社内失業者ではなく、仕事に対するやる気も能力もあるにもかかわらず、会社や上司から仕事を与えられえず、日々やるべき仕事を探すも見つからず、放置されっぱなしの社員=社内失業者の実態が描かれている。 ここで取り上げられる社...
従来までの中高年層の窓際族や社内ニート、会社内の問題社員としての社内失業者ではなく、仕事に対するやる気も能力もあるにもかかわらず、会社や上司から仕事を与えられえず、日々やるべき仕事を探すも見つからず、放置されっぱなしの社員=社内失業者の実態が描かれている。 ここで取り上げられる社内失業の多くは、世の不況そして人事異動があいまって発生しているとのこと。スキルも身につかず、転職もままならない。 キーワード:“縦割り組織化”・“業務の属人化”+“成果主義”
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社内失業という最近聞く言葉について、豊富な実例を交えて細かく記した一冊。 いわゆる従来の定年待ちの窓際族やトラブルメイカーとは違った社内失業者にスポットを当てた点が秀逸。 何より著者自体社内失業者ということで、説得力があった。 IT系企業に限らず、仕事の空白は絶対生まれるもの...
社内失業という最近聞く言葉について、豊富な実例を交えて細かく記した一冊。 いわゆる従来の定年待ちの窓際族やトラブルメイカーとは違った社内失業者にスポットを当てた点が秀逸。 何より著者自体社内失業者ということで、説得力があった。 IT系企業に限らず、仕事の空白は絶対生まれるものだし、自分も似たような経験があるだけに、とても納得できた。
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2010年の作。「主な仕事は郵便の宛名書きとファイル整理」という著者は、社内失業状態になったのをきっかけにライターとしての活動を開始。自己の経験を通じてさまざまなエピソードを消化、新書にまとめあげたようです。 社内失業なんてぇと、花形部署でもゴミ溜めでも給料の変わらない役所業界...
2010年の作。「主な仕事は郵便の宛名書きとファイル整理」という著者は、社内失業状態になったのをきっかけにライターとしての活動を開始。自己の経験を通じてさまざまなエピソードを消化、新書にまとめあげたようです。 社内失業なんてぇと、花形部署でもゴミ溜めでも給料の変わらない役所業界ではむしろご褒美なんじゃないかと思えますが、中の人にしかわからぬ苦しみもあるようです。 著者の論旨は明快で、社内失業にいたるのは本人のやる気の問題ではなく、仕事の抱え込みや業界の景気動向などの構造が問題であると指摘。やる気に頼った安直な解法を否定しています。 何よりも生々しいまでの苦しみの声がたまりません。忙しすぎても病気になるし、ヒマすぎてもまた病気になる、とはこういうことだったか! ○(社内失業状態であるがゆえに同僚と仕事の話ができず、それが負い目になっている女子社員) 会社の人と飲んでいる時間も、一緒にご飯食べてる時間も、しゃべってる時間も…私にとっては労働時間みたいなもの。辛くて、とにかく早く帰りたいっていつも思ってますね。 ○(業務の全体像も見えない新入社員のころから、お前は何がやりたいんだ?と熱血ベンチャー社長に理想を問われ続けた社員) 最近は…もう考えることもないです。どうやって社長の質問をごまかそう、怒られないためにはどうしたらいいだろう、っていうことばかりを先に考えちゃうので。前向きだったのは最初の頃だけですね。 ○多くの社内失業者は仕事がない状態を打破するため、一通りの業務提案を行っていたり、相当な努力をしている場合が多い。しかし、その中で繰り返し周囲から行動を否定され、やる気を奪われてしまう。部下が自発的に役に立ちたい、仕事がしたいと前向きになる芽を潰してしまうのは、上司の行動や発言でもあるのだ。
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経験者としては気持ちは分かるのですが、待っててもどうにもならないんだから社内であがいてみる、勉強する、独立する、転職するなど、とにかく行動するしかないでしょう。会社が全部面倒みてくれて成長させてくれるべきだというのはちょっと甘いような。
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入社以来社内ニートの地位に甘んじていた。 あのころはあのころで毎日辛かったけど、今になってみると無職の方が断然辛いです。
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状況はやや違うけれど、今の自分と共通するところもあって、ああなるほどな〜と共感しながら読みました。適材適所の配置ができてないことや、管理職が育成されていないことって典型的な日本企業の課題なんだろうな…。この本を読んで、たとえ辛くても腐らずじっと耐えながら、状況が変わるのを待とう、...
状況はやや違うけれど、今の自分と共通するところもあって、ああなるほどな〜と共感しながら読みました。適材適所の配置ができてないことや、管理職が育成されていないことって典型的な日本企業の課題なんだろうな…。この本を読んで、たとえ辛くても腐らずじっと耐えながら、状況が変わるのを待とう、と少し前向きになりました。
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まさしく今の私の状況を表してる。社内失業に至る過程が私の場合は、やや特殊なのだが、げんじょうはまさしく書いてある通り。雑務しか仕事がなく、かといって放置プレーで明らかに能動的に動ける仕事環境じゃないのに、自発的に動けとか、上司はもっともなことを言って実は本心じゃないだろみたいな状...
まさしく今の私の状況を表してる。社内失業に至る過程が私の場合は、やや特殊なのだが、げんじょうはまさしく書いてある通り。雑務しか仕事がなく、かといって放置プレーで明らかに能動的に動ける仕事環境じゃないのに、自発的に動けとか、上司はもっともなことを言って実は本心じゃないだろみたいな状況は本と同じです。今の仕事に納得がいかない人が読むのをオススメします。
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