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恋文 代筆屋のラブレター の商品レビュー

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2011/10/30

他人のためにラブレターを書き続けてきた女の子が恋に落ちるという話です。僕はここに書かれている高校生活とは真逆のそれを歩んでいたので、共感はできませんが彼女の応援はしたくなりました。 この本は読み終えたあとでもなんともいえない読後感がいまだにあって、少しまともな感想を書かないと...

他人のためにラブレターを書き続けてきた女の子が恋に落ちるという話です。僕はここに書かれている高校生活とは真逆のそれを歩んでいたので、共感はできませんが彼女の応援はしたくなりました。 この本は読み終えたあとでもなんともいえない読後感がいまだにあって、少しまともな感想を書かないとイカンのですが、正直な話、ここに書かれているような高校生活は小生の高校生活とは真逆のものなので、どう書いたものなのか、よくわからないままキーボードをたたいているというのが現実です。 内容はというと、進学校に通う海外のロック好きな女子高校生が、ひょんなことがきっかけで勉強一直線だと思っていた男の子のことを好きになってしまうという、王道中の王道の青春ラブストーリでしてね。こういう話に共感をもてるんだったらも少し全うな生き方をしているだろうと読みながら自分で自分にツッコミを入れてしまいました。 ハイライトである彼女たちのバンドのライブシーンにも僕にはまったく実体験がないのであぁ、そうですか。としか言いようがなく、僕の黒く塗りつぶされた十代を思い出して、気分が沈みました。でも、最近ではそんな自分のことを少しずつ、受け入れて前に進むことができそうな気がしています。高校時代の同級生とは街であっても挨拶すらしませんが。それはそれでいいやとさえ、今では思っています。

Posted byブクログ