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【廉価版】藤堂高虎伝 虎視眈々 立志編 の商品レビュー

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2015/01/11

HEATをまた読みたくなる。いつの時代でも人は気づかぬうちに手枷足枷をはめられている。あるいは自らはめている。限りある人生の時間を自由に生きるか、不自由にいきるかは自分次第だなんてとっくにわかっているつもりだけれど、自由とともに負うべき責任を背負えるだけの精神的発達をいまだに遂げ...

HEATをまた読みたくなる。いつの時代でも人は気づかぬうちに手枷足枷をはめられている。あるいは自らはめている。限りある人生の時間を自由に生きるか、不自由にいきるかは自分次第だなんてとっくにわかっているつもりだけれど、自由とともに負うべき責任を背負えるだけの精神的発達をいまだに遂げていない。自分はあまりに未熟で、手綱で縛られ檻の中にいるほうが安心だと感じてしまう。主人公のような生き方に強い憧れを抱くのと同時に「自分には無理だ」という自己否定感が足を引っ張る。自己洞察させられるいい作品だ。。。。。。

Posted byブクログ