ゴーストハント(1) の商品レビュー
小野不由美作というので、恐ろしい小説を想像していたら、意外にも元気な女の子が主人公で軽め。後から、昔に書かれた少女小説と知り納得しました。
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数年前に読んだなと思って再読。 人気シリーズの一作目。 とある失敗から、容姿端麗で自信家、ナルシストのナルちゃんの助手を務めることになった女子高生、麻依。ナルは麻依の通う高校の旧校舎で起こる怪奇現象の調査をするためにやって来た、渋谷サイキックリサーチの所長であった。派手な巫女、長...
数年前に読んだなと思って再読。 人気シリーズの一作目。 とある失敗から、容姿端麗で自信家、ナルシストのナルちゃんの助手を務めることになった女子高生、麻依。ナルは麻依の通う高校の旧校舎で起こる怪奇現象の調査をするためにやって来た、渋谷サイキックリサーチの所長であった。派手な巫女、長髪の坊さん、日本人形のような霊媒師、はてはへんてこな日本語を話すエクソシストまでが集結し、怪異の正体を探っていく。
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なかよしで連載していた漫画は読んでいましたが小説版は初めて読みました。 ホラーのおどろおどろしい雰囲気はなく、特命リサーチみたいな、現象に対してどうアプローチするか、って内容。 テンポが良くて面白い!続きが楽しみ。
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主要登場人物の二人がいい。 渋谷(通称ナルちゃん)と麻衣の対比バランスも絶妙だし、キャラクターがたっている。 面白かったのは霊能者同士の会話。 互いに自分だけは本物だと言い、他の人間はすべて偽物だと決めつけている。 自分だけが特別な力を与えられている・・・と思いたい人間だけが持つ...
主要登場人物の二人がいい。 渋谷(通称ナルちゃん)と麻衣の対比バランスも絶妙だし、キャラクターがたっている。 面白かったのは霊能者同士の会話。 互いに自分だけは本物だと言い、他の人間はすべて偽物だと決めつけている。 自分だけが特別な力を与えられている・・・と思いたい人間だけが持つ優越感の裏返しだろう。 軽いタッチなのでとても読みやすい。 麻衣の一人称で語られる物語は、ホラー色が濃いわけでもないのに怖さが伝わってくる。 「幽霊」を前面に出した怖さではない。 どちらかといったら直接的な恐怖ではなく、恐怖の原因がそこまで近寄ってきている・・・怖さ。 表紙だけ見ると中高生向きだと思ってしまいそうだが、十分に大人も楽しめる作品だと思う。
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ホラー小説が苦手ですが、前々からこのシリーズが読んでみたくて、やっと挑戦。内容、文体ともにライトノベルよりもライトな感じで、読みやすく、そこまで怖くなかったです。1だけを読んだところ、ホラー小説というより、SPECに近いものを感じる…。正直、文体はちょっとこれは…と思ってしまいま...
ホラー小説が苦手ですが、前々からこのシリーズが読んでみたくて、やっと挑戦。内容、文体ともにライトノベルよりもライトな感じで、読みやすく、そこまで怖くなかったです。1だけを読んだところ、ホラー小説というより、SPECに近いものを感じる…。正直、文体はちょっとこれは…と思ってしまいましたが、登場人物も魅力的だし、ぜひ続編も読みたいです。
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ホラーや血やサスペンスは苦手なんだけど……、読む本が無くて。このシリーズは面白いと聞いていたので、仕方なく図書館で借りました。 結果、全然怖く無くて面白かったです。唯一、麻衣が肩越しに時計を幽霊と見間違えるシーンが怖かった……!! でも誤解だし、後引く感じでなくて良かったです。 私は面白かったですが、ホラーを求めて読む人にはどうかなぁ? というオチでした。 機材や語り口調が、古さを感じて、これはこれで楽しかったです。元がティーンズハートと聞いて納得です。ティーンズハート、小学生の頃好きでした。懐かしいです。(小野不由美さんと言えば十二国記だったので、小野不由美さんにもこんな砕けた文体の時代があったことに驚きでした。) 巻末の次巻予告? みたいなのが面白くて、次巻以降も読んでみようという気になりました。次巻からも怖く無いといいなぁ。
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文庫で遠い昔に読んだのですが、記憶以上に綾子が三下でした...巫女さんてことは25以下かあーとっくに追い越してしまったなあとしみじみ 読む前は、しょっぱなから幽霊じゃありませんでしたオチなのにゴーストハントってタイトルにしちゃうのはどうなんだ?と思ってましたが、読後は「ニセ幽霊話を科学的に否定するってことだからこれでいいんだな」と納得できました。 一番怖かったヴラド公ネタのは何巻だったかな...楽しみ
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ラノベなのでさくっと読めました。すごく怖いことが起こるのかとドキドキしていたら・・・え、そっち?最後あっさりしすぎかなとも思ったけれど、楽しめました。シリーズがまだまだ続くそうで、楽しみです。
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小野不由美さん、お名前や評判は度々耳にしていたものの、これが初読み。 軽い作風に驚いたけれどそれもそのはずで、元々は講談社ティーンズハート文庫で刊行されたものだそう。 ティーンズハート、小学生の頃にたくさん読みました。こんな一人称の砕けた語り口の作品、たくさんありましたね。懐かしい。 内容はタイトル通り、旧校舎に纏わる怪談を解決せんと依頼を請けた霊能者の皆さんの仕事ぶりを主人公の女子高生視点で綴ったお話。霊能者らしいご活躍はあまり見られず、会議は踊るされど進まずで幼稚な口喧嘩や机上の空論をこねくり回すようなシーンが多く、もどかしくなることもしばしば。けれど、ティーンズ文庫の読者層に親しみやすく書かれた作品と考えれば納得かもしれない。 そして幽霊退治の仕事ぶりも、派手なアクションやわかりやすいお約束展開には偏らず、意外な程に地味で堅実。この点が一風変わっていて、飽きずに読み進めることができました。
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80年代の講談社Xハート文庫をリライトした版。 女の子の一人称の語り口が、時代を感じさせる。 あまり怖くないが、ミステリーっぽい感じが面白かった。
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