'07 インターネットで文献探索 の商品レビュー

伊藤民雄(著者),実践女子大学図書館(著者)

2010/11/14

“本書は、グーグルやヤフーといった検索エンジンの使い方を解説した本ではない。本書の目的は、これまでの版同様に学術上の調査・研究、情報検索に役立つサイトとデータベースを紹介するガイドとしての役割、および、少々崇高なこととなるが、西暦2007年3月の段階で人類はどこにアクセスして文献探索を行っていたかを記録として残すことの2つである。”

文献探索に役立つサイトを多々と紹介。

“一般の出版市場には流通しない、政府や学術機関、あるいは企業などにより発行される紙あるいは電子媒体の出版物を灰色文献（grey literature）という。このような文献には、官公庁の実務マニュアルや報告書、テクニカル・レポート、学位論文、特許、企画、会議録などが含まれる。灰色文献の探索は、多くの予備知識が要求されるので、困ったら下記のサイトを参考にするのがよい。有料・無料のサービスの違いがしっかりと説明されている。”