ボクたちに殺されるいのち の商品レビュー

小林照幸【著】

2011/01/31

飼育方法や、そのペットが寿命になるまで飼えるかも真剣に考えず、一時のブームで、ペットを買おうとする人が増えている。そんな買い主に捨てられたペットの行く末、自然環境への影響を啓蒙する内容。具体的にどうするべきかなどは明確には書いていないが、それは読んだ人が各自考えるべきこと。
今年はうさぎ年、ペットのうさぎブームだそうです。捨てられるうさぎがいっぱい出てくるんだろうなぁ。うさぎを飼っている身としては非常に心配。

2011/01/27

ペットブームな日本、「癒される」「可愛い」 という声が聞こえるその裏側では一体何が起こっているのか。
惨たらしい事実を知るとともに、人間と動物の共生はどうしたら達成できるのかという模索がなされている。
命が失われているという事実を考えることは苦しいかもしれないけれども、希望をもって考えていきたいテーマだと思う。

正直、今までペットに服を着せるという過剰ともとれる行為を冷めた目で見ていたのだが、この本を読むと少し考えが変わった。
殺処分される犬や猫のことを考えれば、家族同然にたくさんの愛情を注がれるペットはとても幸運なのかもしれない。