天空のビバンドム の商品レビュー
ストーリーの話は いったん向こうの方に置いておいて、 絵柄に関しては ハートを射抜かれるくらいに好みでした。 定規で引かれてないからこその、 自由でのびのびとした線の一つ一つが眼福。 背景の世界観が、 どのキャラクターよりも魅力的で こんなにも背景というものを、 きちんと認識しな...
ストーリーの話は いったん向こうの方に置いておいて、 絵柄に関しては ハートを射抜かれるくらいに好みでした。 定規で引かれてないからこその、 自由でのびのびとした線の一つ一つが眼福。 背景の世界観が、 どのキャラクターよりも魅力的で こんなにも背景というものを、 きちんと認識しながら読める漫画は少ない。 最高!完璧! しかしながらストーリーになると、 なんにも語ることがない。 というか 自分のなかの理解を司る部分が、 スタート地点に置いてけぼりだから なんにも語れない。わけが分からない。 セリフが飲み込みづらい。分からない。 100ページ目前で さすがに脳が強制的に読む手を止めました。 #3の絵柄が1番良かったです。 ありがとうございました。
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初ニコラドクレシー。 最近読んだ中で一番インパクトの強い本。 まず初っ端からあの顔、なかなか頭から離れない。 絵の技法については全く知らないのだがコロコロ描き方が変わって面白い。 正直わけがわからない頭がおかしくなりそうな物語は大好物なのでお気に入りの本になった。 ちなみにビバン...
初ニコラドクレシー。 最近読んだ中で一番インパクトの強い本。 まず初っ端からあの顔、なかなか頭から離れない。 絵の技法については全く知らないのだがコロコロ描き方が変わって面白い。 正直わけがわからない頭がおかしくなりそうな物語は大好物なのでお気に入りの本になった。 ちなみにビバンドムがミシュランマンの事だと知ったのは読み終わってから。 あとがきのインタビューも著者の創作風景がわかり良い。
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一ページ、一ページをイラストとして考えれば、美しかった。 話はかなり実験的で難しい。 マンガとして楽しむにはレベルが高い。
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絵も話も面白いけど、具合が悪くなる。電車で読んでたら久々に酔った。洋書漫画の横書きに慣れてないせいもあったかもだけど。一見の価値あり。悪夢を反芻してる気分になる。内容を思い出そうとすると頭がゆわんゆわんしてくる。
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うまい…読みにくい、狂気、スルメなのか。ついていくには10年早かったかも。ビバンドムってミシュランのキャラのことなんだね。
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ストーリーは自分の頭の中で昇華させることになるかもしれないが、表紙のイラストにピンときたら手に取ることをおすすめします。
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ずっと欲しかった本、ようやく買いました! 画はきれいで細かいだけでなく、色の使い方がものすごく面白いし、技法もバリエーションゆたか。そのうえストーリーの展開がまったく予想もつかない!次から次へと新しい要素が登場するので、興奮しつつ、これどうやって収拾つけんの?と思ってたら、つかないままに終了。ナイスだ!
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※このレビューにはネタバレを含みます
表紙見るだけでその画のクオリティ分かっていただけると思います。超絶技巧です。 「ジョジョ」の荒木飛呂彦先生も絶賛する画です。 油絵やら水彩やらそれの合わせワザやら、コラージュやらあらゆる技法を駆使しているそうです。 1コマへの描き込みは並み大抵のものではありません。 情報量が多すぎて、読むのがすごく時間かかりました。 日本のマンガのようにコマからコマへと華麗に動けるという爽快感は無いですが、画を一枚一枚じっくり見て発見する快感がありました。 この作品、物語を説明するのが難しいのです。 実際あるのか無いのか・・・ この物語の語り部は事故で首だけになってしまった巨漢ロンバックス教授。 主人公はアザラシのディエゴです。 彼がニューヨークに良く似た街「ニューヨーク=シュル=ロワール」にやってくるところから物語は始まります。 純粋無垢な彼を操って市の権力者が目指すのは、100年に一回開催される「愛のノーベル賞」受賞。 一方、悪魔はそれを阻止せんと動き出します。 ディエゴのピュアさがそうさせるのか、周りにには思惑の違う第二、第三の勢力が彼に取り入ろうと暗躍します。 (書いていても分かりませんね) くすんだ色合いに「赤」をベタで入れるのがクセなのかもしれません、ニコラ・ド・クレシーさん。 そこここで原色の「赤」が印象的でした。 ちなみに「ビバンドム」とは仏のミュシュランタイヤの白いモコモコキャラクター。 何故それがタイトルなのかも意味があるようなないような。
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