まつり の商品レビュー
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『大きな木のような人』に出てきた木の先生と少女さえらが登場する。 植物が好きなさえらは、庭師の孫だったのですね。 彫り師、車大工など職人たちが森のいろいろな木を使って、 彫刻屋台まつりの準備をする。 そしていよいよ始まるまつり。 さえらも屋台の前を練り歩く手古舞をやります。 灯が踊るまつりのシーンは圧巻で、 眠らない鎮守の森から太鼓や笛の音が聞こえてきそう。
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いせひでこさんの絵本は、いつもいつも感動させられます 『森羅万象に神が宿る』という言葉が好き 明暗の対比が綺麗な本でした
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まつりのクライマックスシーンは大迫力です。 『おおきな木のようなひと』のさえらちゃん、木のせんせいが……。 美しくて、大きくて、深くて。 いせひでこさんの絵本、やっぱり好きだなー。
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絵本と呼ぶには、あまりに素晴らしいできばえ。めくっていてため息が出る。特に炎と灯りの表現がすごい。まるで命が吹きこれているように描かれている。さすがプリンティング・ディレクターの名が記されている本だ。最後のページのセリフも心が震える。
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『大きな木のような人』の先生とさえらが登場。 さえらが先生に地元の祭りを案内しながら、職人さんの手仕事の技や祭りの活気を読者にも伝えてくれる構成。 個人的にいせひでこ先生は「静」を思わせる絵が多いな、なんて思っていたのだけれど、今作では色んな場面で使われている力強い朱色を中心に活気ある祭りの「動」を見せてくれた。 先生の新境地を見た気分。 ちなみにさえらが案内する「ちんじゅの森のおまつり」は栃木県鹿沼市の祭りがモデルの様子。
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