新しい自然免疫学 の商品レビュー
こないだのガンの本が専門的過ぎて難しかったので、なに読もうかなと思って、免疫にしたんだけど、たまたまこないだのノーベル賞受賞テーマとなった自然免疫の本だったので、タイムリーに勉強できてよかったよ。 受賞者の故スタインマン博士やホフマン博士の業績もわかったしね。 この本は今回惜しく...
こないだのガンの本が専門的過ぎて難しかったので、なに読もうかなと思って、免疫にしたんだけど、たまたまこないだのノーベル賞受賞テーマとなった自然免疫の本だったので、タイムリーに勉強できてよかったよ。 受賞者の故スタインマン博士やホフマン博士の業績もわかったしね。 この本は今回惜しくも受賞を逃した審良静男博士の研究所が監修。 獲得免疫と自然免疫について、非常にわかりやすくまとめられている。免疫システムの基本の初歩はだいたい理解できた。 それにしても免疫システムの緻密さ、複雑さ、合理性には感動を覚えざるをえない。 こういうのを観てると、ついついインテリジェントデザイン説を支持したくなってしまうけど、合理的だからこそそれがちゃんと機能して、結果としてそこに合理性を見出す存在が生まれたわけで、そこを間違えるのは前後即因果の誤謬なんだろうなぁ。
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読売新聞2011.02.21朝刊。 《世界の免疫研究をリードする大阪大免疫学フロンティア研究センター特任准教授の著者が、免疫の仕組みや多種多様な免疫細胞の役割、多くの日本人が活躍してきた研究の歩みを、分かりやすく解説。》
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