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99年の愛~JAPANESE AMERICANS~ の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2019/02/05

第二次世界大戦によって、日本人、日系アメリカ人の身に起きた悲劇が広く網羅されていく。 例えば日系一世が受けた人種差別、日系アメリカ人の強制収容、日系アメリカ人による442部隊のヨーロッパ戦線での激闘、沖縄の激戦と広島の原爆投下。 「戦争さえなければ」と何度読み手として思ったことか...

第二次世界大戦によって、日本人、日系アメリカ人の身に起きた悲劇が広く網羅されていく。 例えば日系一世が受けた人種差別、日系アメリカ人の強制収容、日系アメリカ人による442部隊のヨーロッパ戦線での激闘、沖縄の激戦と広島の原爆投下。 「戦争さえなければ」と何度読み手として思ったことか。 元がドラマ脚本であるため、非常に読みやすく、史実も同時に理解できる良書。

Posted byブクログ

2011/05/19

橋田壽賀子の小説(またはドラマ)って今までちゃんと見たことなかったけど,なかなかおもしろかった。 日本にいると日本中心に考えてしまうけど,戦争中にアメリカに滞在していた人たちの葛藤は読み応えあり。

Posted byブクログ

2010/12/21

差別や戦争の悲惨さはもちろんのこと、今の日本人に欠落している愛国心や勤勉さ…非常に痛感した作品でした。

Posted byブクログ

2010/11/18

「永遠のゼロ」の小説で‘戦争’の本を読もうと思っていたところへ、この本が飛び込んできた。 早速ネットで購入。 一郎と次郎、そして戦後50年たってからのしのぶとさち。。。 アメリカで決意を決めて‘農場’を大きくすると決めた長吉、苦難を乗り越えて軌道に乗ったと思ったら第二次世界大...

「永遠のゼロ」の小説で‘戦争’の本を読もうと思っていたところへ、この本が飛び込んできた。 早速ネットで購入。 一郎と次郎、そして戦後50年たってからのしのぶとさち。。。 アメリカで決意を決めて‘農場’を大きくすると決めた長吉、苦難を乗り越えて軌道に乗ったと思ったら第二次世界大戦だ。 一郎は戦争にでて、次郎は家族を守っていく。 外交官の娘であるしのぶもアメリカに残り、懸命に生きていく。 農場でできた野菜の描写は綺麗で、心が洗われる。 そして広大な農地で耕す姿は、自給自足を忘れてしまった日本人の心にぐっときた。 風景が目の前に浮かぶ。 まだまだ頑張らなければいけないと感じさせる一冊だった。

Posted byブクログ