コロボックル物語(1) の商品レビュー
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全巻読んで、改めて、セイタカサンとコロボックルの出逢いの場面の記憶が強い。読者である私もあの瞬間、コロボックルに出逢ったんだ、な。その後生涯の縁となる女の子とも同時に、だったのか。なるほど。 大好きな作品『西の魔女が死んだ』の梨木香歩さんが『愛読書』として解説を書かれていたり、『精霊の守り人』の上橋菜穂子さんが解説を書かれていたり。子どもの頃に出逢った作品として、作家さんたちに影響を与えた小人と人間トモダチとの物語。村上勉さんの柔らかでかわいい絵も世界観を支えてくれている。私はこのシリーズを、我が子へ買い与えた親として読んだけれど、子どもから大人へ、そして次の世代へ、、と作品中に横たわる長い時間軸は、どの世代で読んでも響く効果、登場人物とともに成長・人生を歩んでいく効果があると思う。ハリーポッターシリーズのように。
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先日本屋さんでブラブラしていたところこの本に出会い、幼い頃よく母が「ここにはコロボックルがいるんだよ〜」と言っていたことを思い出した。 夢溢れるとっても可愛いお話で、せいたかさんもおちび先生も、とっても健気。今でも面白いけどやっぱり感性豊かな子どものころにこの本を読みたかったし...
先日本屋さんでブラブラしていたところこの本に出会い、幼い頃よく母が「ここにはコロボックルがいるんだよ〜」と言っていたことを思い出した。 夢溢れるとっても可愛いお話で、せいたかさんもおちび先生も、とっても健気。今でも面白いけどやっぱり感性豊かな子どものころにこの本を読みたかったし、純粋無垢な気持ちで読むことが重要だなと思った。 ふきの葉の下に隠れている描写、カエルの着ぐるみをきたコロボックルたちがルルルッと言う姿がありありと目に浮かぶよう。 私も会ってみたいな。刺されるのは嫌だけど笑 会ったらどんな話をしよう?などと考えながら、夢に出てくるのを期待している私でしたとさ。
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コロボックルシリーズの一作目。 実家の本棚にあったのに読んだことがなかった。たまたま図書館で見つけて読んでみたけど、大人も子どもも楽しめるものという感じがして良かった。 自分だけの秘密の場所を見つけるワクワクは、子どもの頃を思い出して懐かしい気持ちになったし、さらにそこを自分好...
コロボックルシリーズの一作目。 実家の本棚にあったのに読んだことがなかった。たまたま図書館で見つけて読んでみたけど、大人も子どもも楽しめるものという感じがして良かった。 自分だけの秘密の場所を見つけるワクワクは、子どもの頃を思い出して懐かしい気持ちになったし、さらにそこを自分好みに手入れしたり、秘密の存在(コロボックル)がいるというのも楽しいもの。 コロボックルが味方の人間を見極めるために、一度姿を現して反応を見てみるといのも、なんとも可愛らしいなぁと思った。
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小学4年生で初めて読み聞かせしてもらい、中学生で改めて自分で読み、大好きな1冊です。大人になり、佐藤さとるさんのコロボックルシリーズを大人買いしたきっかけ本
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小山という豊かな自然がなくならないかが気になり、最後まで読みきった。 ★3の理由は、ファンタジーは、やはりあまり好きではないジャンルだったから。 そろそろ読めるかな?とおもったけど、やはり、そんなに好きではなかった(笑)
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図書館で見つけて懐かしくて思わず借りて読む。 昔も好きだったけど今も変わらず新鮮に感じる。 子供の頃は、自分の近くにもコロボックルいるかも~とよくキョロキョロしてた。 自分だけの秘密の場所と小さな友達。宝物のようなファンタジーの世界だけどコロボックルの世界も人間の世界もリアルで面...
図書館で見つけて懐かしくて思わず借りて読む。 昔も好きだったけど今も変わらず新鮮に感じる。 子供の頃は、自分の近くにもコロボックルいるかも~とよくキョロキョロしてた。 自分だけの秘密の場所と小さな友達。宝物のようなファンタジーの世界だけどコロボックルの世界も人間の世界もリアルで面白い。
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子どもの頃だけでないところが、とても素敵だと思います。時間をかけて、ていねいに読みたい本だと感じました。 シリーズを読んでいくのが楽しみです。
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幼い日、家にあったこの本。人生で初めて?ぐらいに読んだ小説。当時は意味なんて深く理解することができず、ただ、字を読むことでこの膨大な世界に自分が迷い込めた感覚が楽しくて、夢中になって読んだ思い出がある。大人になった今、この一冊を1日で読んでしまった。他の方もおっしゃってた通り、戦争の描写があることを初めて知った。戦時中を生きた1人として、せいたかさんも相当苦労して生きてきたんだなということが分かった。 誰にも心の中に自分だけの世界がある。大人になったからこそわかるこの大切さ。 最近は子ども時代に埋めたタイムカプセルを掘り起こして、そして温かい気持ちになる、そんな気持ちになる機会が多いなと感じます。
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佐藤さとる展の前に読み終えなきゃと! 積読でずっと放置してたものをやっと。 いやーこれは小さい頃に出会いたかったな… 児童書だけど、練馬の図書館の児童書コーナーになかった気がするな? だって図書館の児童書コーナーほとんど読破したもんな…(いやそれは言い過ぎだけど) とはいえ。...
佐藤さとる展の前に読み終えなきゃと! 積読でずっと放置してたものをやっと。 いやーこれは小さい頃に出会いたかったな… 児童書だけど、練馬の図書館の児童書コーナーになかった気がするな? だって図書館の児童書コーナーほとんど読破したもんな…(いやそれは言い過ぎだけど) とはいえ。今読んでもすごいワクワクしたし、ドキドキしてる。ファンタジーだけど、リアル。きっといるんだろうなって思える。そして書かれたのがめっちゃ昔だから、携帯もない、古き良き時代の話だけど、それがまた、いい。余計なものがなくて。 すごくいい。
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何度目か、十何度目かの再読。 解説かどこかで書いてあったことだと思うけど、セイタカさんとオチビさんの出会いと青春の物語でもある、というのが大人になっても楽しめる理由のひとつなんだと思っている。
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