1,800円以上の注文で送料無料

小さき花 の商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/07/17

加島祥造さんの文・画 と金澤翔子さんの書のコラボ。 翔子さんは、加島さんと初めて会った時、「お父さま」と加島さんの懐に飛び込み、二人は強く抱き合ったそうです。…神聖なエピソードです。 はじめに で、加島祥造さんは、 ダウン症の翔子は、はじめから天から落っこちてきた生きものみたい...

加島祥造さんの文・画 と金澤翔子さんの書のコラボ。 翔子さんは、加島さんと初めて会った時、「お父さま」と加島さんの懐に飛び込み、二人は強く抱き合ったそうです。…神聖なエピソードです。 はじめに で、加島祥造さんは、 ダウン症の翔子は、はじめから天から落っこちてきた生きものみたいだったんだよ。  、、、翔子はいつも愛に満ちている。いつも温もりにあふれている。彼女は書家である母・泰子と共に生きているが、もちろん金の勘定はまったくゼロだ。そもそもそういうことに動く脳は、幸か不幸か持ち合わせていない。  だから、愛とか美とか、根幹にかかわることに敏感で、後は何も求めていない。  翔子そのものも、恐ろしいパワーを秘めたその書も、人の目を求めていない。命のままに生きて書いてるんだ。その美しさ、その力強さは、私たちに真似できない「本物」だ。  僕も翔子も「小さき花」として生きていたい。  その美しさは本当の命の美しさだよ。  この本のタイトルは、そんなことからつけられたものなんだ。  と、書かれていました。加島さんと、翔子さんの、人となりが、よく分かります。 、、、心に響いた書と言葉 祈り 小さな美にも 命の祈りが こもっている 美しさ 人の目を求めない美しさーー なにか極みない美しさ 人の目を求めずに咲く 小さき花の美しさ 生命 われらの内に 隠れている命のエネルギーーー それはけっして なくならない 愛 愛は人の 創りだすエナジーの源泉なのだ 静心 愛は 静かなときに 最もよく働く 優しい心でいるとき いちばんよく動く 還 大いなるものは 遠くまでゆく 遠くまでゆくものは 還ってくる 神秘 人が生まれてくる意味ーー それは言葉にできるほど ちっちゃなものではない 遥かに大きな働きが われらを生みだし ここに存在させている そして知らない世界へ 我らを運ぶ 驚心 自分の内の 驚きの心に いつも 敏感でいることだ 黙 黙しているとき 人は大きな存在と 合する 風 あらゆる花に宿るもの あらゆる水に宿るもの あらゆる風に宿るもの それが私たち ひとりひとりのなかに宿っている そしてそれは誰ひとり 奪いとれぬものなのだ 心 忘れないでほしい あなたの命は あなたを愛しているのだと 、、、パワーあふれる書と、味わい深く心にしみいる言葉との、とても素敵な本でした。 読めてよかったです。

Posted byブクログ

2019/09/08

ことばと書と。 ページから立ち上がってくる熱が愛しい。 深淵から天空まで壮大な心の旅ができる。

Posted byブクログ

2014/01/21

『求めない』や『受け入れる』のの加島祥造さんと金澤翔子さんが奇跡の出会いをされて、この書と詩のコラボが出来上がったそう。 加島さんの言葉も、翔子さんの書も以前から好きだったので、この一冊との出会いがとても嬉しいです!

Posted byブクログ

2012/04/05

http://sgk.me/gE08AE 天才書家・金澤翔子さんの書とベストセラー「求めない」の加島祥造氏の1冊です。 私たちも皆「小さき花」でいいのだ、とふたりが語りかける。言霊の力、そして不思議なパワーを持つ書の力。 年代を問わず、多くの読者にとって特別な一冊になるであろう、...

http://sgk.me/gE08AE 天才書家・金澤翔子さんの書とベストセラー「求めない」の加島祥造氏の1冊です。 私たちも皆「小さき花」でいいのだ、とふたりが語りかける。言霊の力、そして不思議なパワーを持つ書の力。 年代を問わず、多くの読者にとって特別な一冊になるであろう、感動の書です。

Posted byブクログ

2012/02/12

文章の内容はつまらないのですが、金澤翔子さんの書がかっこいいのです。 ダウン症の平均寿命は40歳。彼女の年齢を考えたら、早い内に個展に行きたい。

Posted byブクログ

2019/01/16

金澤翔子さんはダウン症児として生まれた。書道家の母から書を教わり、5歳から書き始めてこれまで様々な賞を受賞。 賞を受賞するほどの字を書く、翔子さん。字を書くことで、様々な人に出逢ってきた。「求めない」の著書・加島祥造さんとこの本をつくることになった。加島さんと初めて出逢ったとき...

金澤翔子さんはダウン症児として生まれた。書道家の母から書を教わり、5歳から書き始めてこれまで様々な賞を受賞。 賞を受賞するほどの字を書く、翔子さん。字を書くことで、様々な人に出逢ってきた。「求めない」の著書・加島祥造さんとこの本をつくることになった。加島さんと初めて出逢ったときは、「父さま」と呼んで抱きついたそう。 翔子さんは、どんな思いを込めて一字、一字を書いているんだろう。 何を思いながらこの字を書いたんだろう。 きっと、字を書くことは翔子さんにとって気持ちを最も表現しやすい方法なんだと思う。この才能は、(もちろん練習の成果もあるだろうけど)持って生まれたものなんだろうな。

Posted byブクログ