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秋山仁のまだまだこんなところにも数学が! の商品レビュー

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2014/11/26

産経新聞連載ものの第二弾。半分くらいは知っている内容ですが、それでもまだまだおもしろい話題はあります。ときには(連載なので)やっつけで仕上げたな、と思える回もありましたが・・・。そんな中、今回印象に残ったのは三つ。一つ目はブロック積みの問題。分断線ができないように積むにはどうした...

産経新聞連載ものの第二弾。半分くらいは知っている内容ですが、それでもまだまだおもしろい話題はあります。ときには(連載なので)やっつけで仕上げたな、と思える回もありましたが・・・。そんな中、今回印象に残ったのは三つ。一つ目はブロック積みの問題。分断線ができないように積むにはどうしたらよいか。6×6マスの正方形ではそのような積み方はできないことの証明。二つ目はマットの敷き詰め問題で、市松模様を使って不可能を証明して見せるところ。三つ目は、あとがきにある朝永振一郎先生が十八番にしていたという小噺。実はこれが一番おもしろかった。ロンドン行きのキップがほしくて駅で「トゥ(to) ロンドン」と言ったら2枚キップが出てきた。そこで今度は「フォー(for) ロンドン」と言ったらもちろん4枚出てきた。それで、どうしようかと思って・・・「えーっとー」と考えていると8枚出てきた、というオチつきの話。どこかで聞いたような・・・ですが、中学生になら使えそうなネタです。最近、生徒に言われたことがあります。「先生ホンマに楽しそうに数学やってるなあ」これ、私にとっては大変なほめことばで、これからも数学のおもしろさを伝えていきたいと思います。

Posted byブクログ