死の授業 の商品レビュー
人が死ぬこと は、別れることで。 それぞれが大切なものを描き、それを燃やすことで「死」の疑似体験をする。
Posted by
これを気軽に真似しようとか考えないでくださいね。取り返しがつかないことになるかもしれない。 なんてことをさせるんだろう。 アフターケアまできちんとする覚悟がなければ、こんなこと、真似してはいけない、させてはいけない。 薬か毒か、その瀬戸際のような行為。
Posted by
「今から死を疑似体験してもらいます」どきっとする。私たちは“死”を自分で確認することはできない。でも想像はできる。写真を言葉でつづられた「生きる」ことを考える授業。
Posted by
人生の行き着くところ、それは死だ。 そこからどう生きたいかを考える。 大切な人や動物の絵を焼いて、死の疑似体験をさせるって、すごい思いつきだわ。
Posted by
中学生に死を疑似体験してもらう新井さんの課外授業が本になったものです。じわっと心に沁みます。私は自分の死はあまり怖くないのですが、家族を誰か失って会えなくなるということには耐え難い悲しみ、絶望を感じます。ですから、同じ気持ちを大切な人達にあじあわせないように、己の命も大切にしよう...
中学生に死を疑似体験してもらう新井さんの課外授業が本になったものです。じわっと心に沁みます。私は自分の死はあまり怖くないのですが、家族を誰か失って会えなくなるということには耐え難い悲しみ、絶望を感じます。ですから、同じ気持ちを大切な人達にあじあわせないように、己の命も大切にしようと思います。
Posted by
チェック項目3箇所。P77 「死」の模擬体験。言葉よりも実際にそれに近い形で体験した方がわかる。死ぬとは別れ。生きるとはまた出会える。人間とは想像力の動物。大切なものをたとえ絵でも燃やすと喪失感がある。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ずっと気になってた本。 昨日は放課後図書室にいたので、 手にとってみました。 死とはどういうことか。 大切な人、ものを書いてそれを燃やし、 死の擬似体験をしてもらうとのこと。 写真にあった家族の顔が灰になっていく写真を見て、 なきそうになりました。 つまり死ぬというのは、 もう戻らないんですね。 人生のスタートが誕生なら、 ゴールは必ず死なんですよね。 私達は死に向かって毎日を生きているんです。
Posted by
Contents ・死ぬって、別れることでした。 では、生きてるって、どういうことなのか? もし会いたければ、また会えるってことなんだ。 お父さんやお母さんに、また会えるってことなんだ。 大切な人々や大切なものたちに再会できるってことなんだよ。 Impressions...
Contents ・死ぬって、別れることでした。 では、生きてるって、どういうことなのか? もし会いたければ、また会えるってことなんだ。 お父さんやお母さんに、また会えるってことなんだ。 大切な人々や大切なものたちに再会できるってことなんだよ。 Impressions ・いずれは必ず訪れてくる「死」。その「死」をどうとらえ、 どう受け止めていくか、で、生き方、人生が変わってくる。 だから、真剣に「死」というものを見つめていかないと いけない、自分自身、そう思っています。 この本の著者は、生徒達に、大切にしている人、 ものを考えさせ、絵に描かせる。そして、それに火を つけ、燃やすことで「死の疑似体験」を経験させる。 そんなショッキングな展開に、私自身、読んでいて、 目頭が熱くなってしまった。そして、「苦しみ」の後に、 その「体験」を通して生徒一人一人の心に深い学びが。
Posted by
山陽新聞2011.02.03夕刊。 《著者が、新潟市の母校で、中学生の後輩たちに「死とは何か」を問いかけ、生徒たちの心の動きを文章と写真で追った記録。(中略)「死の疑似体験」の後に照らし出されたのは、生の輝きだった。》
Posted by
『・・・死、別れから逆算して生きる生。命があることのすばらしさを実感させたかったんです。』・・・いいなぁ。こんな授業ができたらいいですね。
Posted by
- 1
- 2