悪名の棺 の商品レビュー
2010.12.12読了。 大物。お金を稼ぐ理由は、救済が必要な人のための事業のため。批判ばかりで世の中の役に立つことを何一つしないメディアや団体は少なくとも邪魔するなと思った。
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フィクサー、戦後の影の支配者など、マイナスのイメージがつきまとう笹川良一だけど、この本はそれをひっくり返す内容になってる。僕個人がこの件に関しどうこういうのも違うけど、まあ豪快な人だったんだなぁ。激動の時代に自分を曲げずに突き進んだのは半端じゃない精神力の持ち主だと思うし、突き進...
フィクサー、戦後の影の支配者など、マイナスのイメージがつきまとう笹川良一だけど、この本はそれをひっくり返す内容になってる。僕個人がこの件に関しどうこういうのも違うけど、まあ豪快な人だったんだなぁ。激動の時代に自分を曲げずに突き進んだのは半端じゃない精神力の持ち主だと思うし、突き進んだ結果がこの人の人生だったんだろう。女性関係の話しもすごいなぁ
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「善人だと評判が立てば、ちょっと待てよと疑い、悪人だとたたかれるのをみれば、いいや違いませんかと言いたくなる性分の」工藤美代子さんの労作。いつもながらに、きちんと取材を重ねた上での、丁寧な人物描写。BC級戦犯の家族たちを最後まで尋ねて支えたこと、ハンセン病撲滅への最初の礎をつくっ...
「善人だと評判が立てば、ちょっと待てよと疑い、悪人だとたたかれるのをみれば、いいや違いませんかと言いたくなる性分の」工藤美代子さんの労作。いつもながらに、きちんと取材を重ねた上での、丁寧な人物描写。BC級戦犯の家族たちを最後まで尋ねて支えたこと、ハンセン病撲滅への最初の礎をつくったこと、…。読み進めていくうちに、世間に喧伝されてしまっていた「右翼のドン」という使い古された流言が薄っぺらく思えてくる。
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