散歩の収獲 の商品レビュー
散歩で見かけるごくごくありふれた光景に赤瀬川氏の手により活き活きとした生の魂が吹き込まれる。鋭い観察力と洞察力、物の本質を見抜いていればこその離れ業。笑いを誘うもの、驚かされるもの、興を誘う味わい深いものがたくさんある。それぞれには赤瀬川氏が絶妙なタイトルをつけておりこれもメッサ...
散歩で見かけるごくごくありふれた光景に赤瀬川氏の手により活き活きとした生の魂が吹き込まれる。鋭い観察力と洞察力、物の本質を見抜いていればこその離れ業。笑いを誘うもの、驚かされるもの、興を誘う味わい深いものがたくさんある。それぞれには赤瀬川氏が絶妙なタイトルをつけておりこれもメッサ秀抜。
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カメラを持って散歩したくなりました。風景に添える文章ひとつで写真が生き生きとしてくる。見習いたいものです。
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赤瀬川ワールド全開の写真集。いいなあ。今回は特に分別庵(p.13)が好きだ。ところでのこの本の写真,深い色をしている。ほんとにデジカメで撮った写真なのかな。
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原平さんの「路上鑑賞」の視点が好き。 人が暮らす街って、こんなにもオモシロイって、教えてくれる。 「トマソン」現象とか、「え?!!」とか、 人間って意識せずにオモシロイことをしてしまう。そしてそこに時間が積み重なったり、自然現象が加わったり、それで「あっ」と思うアングルを見つ...
原平さんの「路上鑑賞」の視点が好き。 人が暮らす街って、こんなにもオモシロイって、教えてくれる。 「トマソン」現象とか、「え?!!」とか、 人間って意識せずにオモシロイことをしてしまう。そしてそこに時間が積み重なったり、自然現象が加わったり、それで「あっ」と思うアングルを見つけるのは、原平さんのセンスに他ならない。 愉しいオドロキに満ち満ちた世界。 街を歩くのは、狩猟採集の喜び、だから収穫ではなく「収獲」なんだ。
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原平さんが散歩中に撮った写真にタイトルをつけた本。ユーモアがきいててなごめる一冊。 こういう本読むと、原平さんて、広告業界で仕事してたらものすごく面白いの作ってた気がする。 以下、言ってもせんない感想…現物を写真展に行ってみてしまったので、サイズ感と紙質が物足りなし。
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