子ひつじは迷わない の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
生まれて初めてライトノベルを読み終わりました。 これ以前にも『狼と香辛料』の1巻や『デュラララ』の1巻を読んでみましたが途中で挫折しました。 ライトノベルということで「どこがライトなのか」と申しますと、この物語は全部で4つか5つぐらいの章にわかれてるのですがひとつ15分ぐらいで読めます。たぶん1冊読むのに実質1時間ちょいでしょう。 それで、暇つぶしにはちょうどいいのか? というとまた微妙なところで、文章もネタもまぁまぁどこかで見た感じのもので、話の展開も子ひつじの会が問題を解決する話ですから、推理ものミステリーのような雰囲気です。 おそらく、もっと主人公たちの微妙な感情の揺れを感じ取るべきなんでしょうけれども私自身もうそういう歳でもないのかなとも思いました(笑) 今後の展開でライトノベル版『相棒』のような感じになると面白いですね(*´ω`*)
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書店員さんのポップ盛大に褒めちぎられていたので思わず購入。 少し期待外れであった。 確かにつまらなくはないのだが...気に入らない点が2つ。 まず、言葉で表すのではない、視覚的効果が多い。例えば、行間をあけまくったり、え、ではなくゑという文字を使ったり。 それと、登場人物の内面...
書店員さんのポップ盛大に褒めちぎられていたので思わず購入。 少し期待外れであった。 確かにつまらなくはないのだが...気に入らない点が2つ。 まず、言葉で表すのではない、視覚的効果が多い。例えば、行間をあけまくったり、え、ではなくゑという文字を使ったり。 それと、登場人物の内面がこの本のメインにもなっていると思うのだが、それにリアリティがない。ライトノベルらしいというか、キャラが作られたかんじで生きていない、二次元的のような。 恐らくイラストが悪いということもあると思う。あのストーリーにこの絵は合わない。 典型的な漫画絵で、さらに現実味がなくなってしまっている。 最初の扉絵で仙波の服がはだけているのは、なんの意味があるのか。
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かなり面白かった。話のスジはオーソドックスともいえるネタを語り部を交代しながら上手く面白く構成してて飽きない。キャラクタもいい具合。へんに萌え要素を出して来ないし、崩れる事もなく。 今後も要チェック。
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冒頭の注釈付きの議事録と「ゑ」の使い方が独特で目を引く、成田真一郎はいわゆる熱血系の行動派な人物で、冷静で知識を持っていて事件解決の手がかりを提供する仙波亜希とのコンビがかっちりとハマっていた印象。 自分を賈文和に例えているあたり、何となく物語上のポジションがどの辺に立っているのかがわかるようになったのもあるが、最後の生徒会長のメタ発言みたいな指摘にもあったように人間的な変化もでてきて、キャラクターとして今後どんな行動していくかも読んでいけるポイントだった。 ストーリーの根っこは名参謀の仙波亜希による謎解きと終盤の学校の授業にも出てきそうな道徳的な問題になるたまが結論を出す、そのなかで今まで知らない人間や意見の相違なんかがうまくほぐれていく・・・、といった感じ。この一話ごとの解決時にキャラの性格とかその時に見せる人間性がそのまま恋愛系の話題にスムーズに持って行きやすくしているのもうまい点かもしれない。 多少引っかかった点としてはそのうちトリックを暴く仙波亜希の知識量が大きくなりすぎる可能性があるのと、学校内の世界観が狭くなっていた印象を受けたところだろうか。
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この本は正直買う予定がなかった。まずイラストとあらすじ等を見たファーストインプレッションが、「ツンダラ娘?それにしてもこれはダラけすぎじゃないのか?ぶっちゃけこのキノコあんまりかわいくないし・・・こんな表紙で大丈夫か?」とためらっていたが、とりあえず「一番いい新人を頼む」となると...
この本は正直買う予定がなかった。まずイラストとあらすじ等を見たファーストインプレッションが、「ツンダラ娘?それにしてもこれはダラけすぎじゃないのか?ぶっちゃけこのキノコあんまりかわいくないし・・・こんな表紙で大丈夫か?」とためらっていたが、とりあえず「一番いい新人を頼む」となるとスニーカー大賞作品しかないなと。 皆さんのスニーカー大賞への期待が凄い高かったので(ラノベ初心者の自分にはよくわからないがかなり厳しい賞みたいね)結局購入に至った次第。 どうでもいい前置きが長くなってしまったが、内容としては普通に面白かった。仙波明希がなかなかキレていたし、なにより佐々原三月がかわいすぎる。これが一番ヤラれたところwww 読んでる時成田は頭の中で「なりた」で進んでた。そうじゃないと毎回名前のところで詰まる。全体的にテンポはよかったので、こんな嫌がらせみたいな苗字・・・ ただ、ぺーぺーの自分から見ても「ただの」面白い作品でしかなかった。いや、それでいいのかもしれないが、大賞ならもっとインパクトがあってもよかったかと。 角川は既にメディアミックス展開するき満々の様。意外とそっち方面の方が小説より楽しめそうなんだが・・・
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