平山夢明と京極夏彦のバッカみたい、読んでランナイ! の商品レビュー
TOKYO FMラジオの書籍化。リスナーの正気度を疑っているような、制作側の過小評価がおもしろい。放送当時はその存在さえも知らなかったが、もし今放送してくれたら喜んで聴くと思う。なんて世間に差し障りのあるトークを展開するのだろうと眉をひそめつつ、不意打ちで性癖のツボをつく一言が投...
TOKYO FMラジオの書籍化。リスナーの正気度を疑っているような、制作側の過小評価がおもしろい。放送当時はその存在さえも知らなかったが、もし今放送してくれたら喜んで聴くと思う。なんて世間に差し障りのあるトークを展開するのだろうと眉をひそめつつ、不意打ちで性癖のツボをつく一言が投げ込まれて反射的に笑う。傍から見たら精神状態を疑われかねないので、自室でこっそり読むに越したことはないと感じた一冊。
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ラジオを聴いていた人には重複する部分があるのは確かだけど、北方謙三さんのコメントや、平山さんの幻の処女短篇(?)など付加価値のある内容で楽しめました。
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元のラジオ聞いてると面白いんだろうけど本で読むと魅力が激減。ゲストも豊かだが内輪ネタでしょうもない。手塚眞と平山夢明にもともと面識があるのは驚いた。
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膀胱とは縁を切っています。の回がツボった。 なれそめ漫画で締め切りを過ぎて言う『え?なんで?大丈夫だよ』が、すごく平山さんっぽい。 ガベージになってからの分も出版希望。
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正確には「エッセイ」ではなく、東京FMで放送された内容のダイジェストなのだが、ハチャメチャな平山夢明の言行と、それを上手く受け、かつ、打ち返すという京極夏彦の博覧強記・一触即発ぶりが、なんとも言えない名人芸の域に達している。
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ラジオで聴くと楽しいのかしら?ちょっと、走りすぎている気がする…本にするのはどうかと思うなぁ、微妙。
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これを読むと、平山さんという人がどれほどおかしい人かというのがよくわかる、というかまともに生活しているのが不思議である。京極さんもよほどだけど、平山さんのおかしさが際立っていて京極さんがまともに見えるほど。 今回収録されている短編「Hot Plate」は、平山さんの公式デビューを...
これを読むと、平山さんという人がどれほどおかしい人かというのがよくわかる、というかまともに生活しているのが不思議である。京極さんもよほどだけど、平山さんのおかしさが際立っていて京極さんがまともに見えるほど。 今回収録されている短編「Hot Plate」は、平山さんの公式デビューを遡ること8年前の作品ということだが、もうこのころから平山節なるものが確立されているというのがすごい。
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うわあ、こんなに変な、もとい面白いラジオ番組があっただなんてー! というのが一番の感想です。これは聞きたかった。お二方ってこういう方なんですね、といろいろな意味での認識を新たにしてしまいました(笑)。 ちなみにミステリ&ホラーに関する話題はあまりないけれど。会話自体がミステリでホ...
うわあ、こんなに変な、もとい面白いラジオ番組があっただなんてー! というのが一番の感想です。これは聞きたかった。お二方ってこういう方なんですね、といろいろな意味での認識を新たにしてしまいました(笑)。 ちなみにミステリ&ホラーに関する話題はあまりないけれど。会話自体がミステリでホラー。〇〇を「悪魔の手毬歌」にたとえてしまう京極さんが素敵過ぎました。知らない人には何がなんだか、でしょうね。
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