「書くのが苦手」をみきわめる の商品レビュー

渡辺哲司【著】

2012/08/24

…とりあえず個人的に身にしみたのは、「横書きは頭に入らない」ということ。（ケータイ小説の書籍版も内容以前に無理…内容も無理だけども）何とか現状の解決の糸口を、と思って読んだものの
、切り口はかゆいところに手が届く感じがあったものの、如何せん「で、どーしましょ」が弱かった…ただ、学生の無知故の不満を差し引いても、教授の出題の仕方、課題の意図のわかりづらさ（何をどこまで述べることが求められているのか）も齟齬の一因なのでは、というのは納得。「当たり前」をどこに設定し、どこに示すべきラインを引くか、を自分なりに見直したいと思った１冊。