牙狼 暗黒魔戒騎士篇 の商品レビュー
ドラマ版の脚本も手掛けた小林雄次先生によるノベライズということで違和感なく読み進められることがまず好印象でした。 その上で単にドラマ版を活字で書き直したというものではなくて、ドラマと小説で相互に保管関係にあるような在り様。いち牙狼ファンとしてとても嬉しい仕上がりになっていました...
ドラマ版の脚本も手掛けた小林雄次先生によるノベライズということで違和感なく読み進められることがまず好印象でした。 その上で単にドラマ版を活字で書き直したというものではなくて、ドラマと小説で相互に保管関係にあるような在り様。いち牙狼ファンとしてとても嬉しい仕上がりになっていました。 個人的には数多この世に存在するノベライズ作品の中でも随一の力作だと感じています。
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TVシリーズの各話の間を埋め、またその前後に何があったかを、本編とは異なる視点で語ってくれる本。『牙狼』世界の奥行きが増し、見える景色もぐんと広がったような思い。まさにこういうのが読みたかった!
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- ネタバレ
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ドラマのすきを埋める感じがなんともファン心をくすぐる本だなと思いました。設定集大好き(^^) ★4かなっとも思いましたが、やはり、はじめの、肝心の、カオルちゃんのお話がしっくりこなくて、★3。 も少しカワイく書いてください!!カエルのバクチクとか、聞きたくない心の声(?)が書かれていて、力なく笑ってしまいました。(こんなこと「Xの献身」以来です。。。) あと、バラゴが思いの外歪んでましたね。牙のDVD見ましたけど、ここまで生い立ちが酷いなんて。。。尋常でない戦闘力を持ち得る魔戒騎士だから、なるにはその性格、素質も大切なんだろうなとか思ってましたが、暴虐なヒトもなれるんですね。魔戒騎士に家で暴れられたらと思うと、恐ろしいです。
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朝日ソノラマ版は既読。 そのときの感想はこちら。 「牙狼」の小説|シナリオ道ぶらり旅 http://bit.ly/wP0vO3 今回、それから5年と数カ月ぶりに新装版を再読。 印象に残っていたエピソードも、「こんなのあったっけ」と思うシーンも、どこもかしこもおもしろかった。 そ...
朝日ソノラマ版は既読。 そのときの感想はこちら。 「牙狼」の小説|シナリオ道ぶらり旅 http://bit.ly/wP0vO3 今回、それから5年と数カ月ぶりに新装版を再読。 印象に残っていたエピソードも、「こんなのあったっけ」と思うシーンも、どこもかしこもおもしろかった。 それぞれの章が各キャラクターたちのスピンオフのようで、実際の分量の何倍もの満足感が得られる。 11編、どれも好きだが、それぞれの幼少期のエピソードが特に感慨深い。 暗黒の象徴のようだったバラゴにも最後の最後で救いを与え、見せ場を作っている点に好感をもつ。 「愛」などという言葉ではあまりに陳腐過ぎて表現しきれない、作者の作品に対する深い思いを垣間見た気がする。 以下、蛇足の深読み。 魔戒騎士と魔戒法師との関係が、役者(もしくは現場スタッフも含む)と脚本家との関係にリンクして見えた。 作者は意図していたんだろうか…?
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