マンガユング心理学入門 の商品レビュー

マギーハイド【文】,マイケルマグギネス【絵】,小林司【訳】

2016/09/28

ユング自身のことや分析心理学についてはそれなりに分かりやすかったが、ユングのキリスト教観や錬金術については馴染みがなく、翻訳本ということもあるせいか、いまひとつ難解だった。「マンガ」といいつつ、日本のコマ割りの漫画ではなく、たくさんの挿絵に解説が添えられている形式。心理学という科学的な探求をしたユングがまた、共時性、超自然など非科学的なものにも惹かれていったところが興味深い。

2015/12/25

ユングはなぜ「分析心理学」を打ち立てるにいたったのか。その８５年の生涯を紹介しながら、“ユング心理学”が完成するまでの軌跡を追う。

2014/10/13

すごく読みづらい。私には合わなかった。ただ、流し読みでユングはこんな人、というのはつかめるかも？
ユングの基礎知識が皆無なら有用

大学図書館146.15 H99

2013/03/09

「マンガ」ってなってるけど、マンガ仕立ての本ではなく。イラストがたくさん入ってるので、こう表現したのかな。

内容はまぁ、ユングをかじった人にはおなじみのことも多いですが、他の本ではさらっと流す程度にしか紹介されてないユングの研究～錬金術や占星術や宗教、降霊会～にもページが割かれているのが印象的。

錬金術のところなんかは特に、イラストが良いです。デューラーのメランコリアなんかも使われてたりして、興味を惹かれる。

「あっちの世界」と「科学の世界」に微妙な橋をかけたユング。ニューエイジの導師と言われるに至る軌跡をたどる本。

2012/05/16

一度読んだだけではほとんど理解できませんでした。

ですが、心理学者の人の考えることって面白いなと思いました♪

2011/01/17

マンガということで難解なユングの思想が見える化するかなという愚かな期待で読んでみたが、なかなかそうは問屋がおろしてくれなかった。ちょっと翻訳もこなれてない気がするし、Amazonでちょっと原書に当たった限りでもわかりにくいし、そもそもユングの、集合的無意識とかｅｓとかも定義がはっきりしているようなしていないような、でもそこがユングたる所以みたいなところもあるので、顔洗ってまた出直してこよう。

2011/01/16

あれ？これ講談社から出てる超図説目からウロコのユング心理学入門と同じ？まいっか。よくわからなかったのでもう一度読むことにします。

読んでの感想。

漫画と描いてはあるけど漫画ではない。かなりのイラストが使われてわかりやすく説明してはあるものの‥　理解に苦しむ。天才は紙一重と言うけれど、凄い世界が展開されています。これ、全てを理解できる人がいるんだろうか。凄い。そんな人がいたら会ってみたい。とにかく、根拠もなくわかったら新しい世界が開かれそうな気がしてなりません。また、いつか読もうと思う。

2010/11/10

ユングはなぜ無意識にひかれ、「分析心理学」を打ち立てるにいたったのか。ユング８５年の生涯を紹介しながら、単なる心理学の枠を超えた“ユング心理学”の壮大な世界が完成するまでの軌跡を追う。