現代日本を読み解く200冊 の商品レビュー
ノンフィクションの書評を綴ったものは、その時代背景や社会を読み取ることができる。そして、その時代や社会を痛烈に叩く、各作品の著者の意図なり息遣いがある以上、おのずと鋭い観点が見えてくる。その観点から佐高氏が興奮したもの(著者は奮読と称している)を集めた書評集であり、短くまとめられ...
ノンフィクションの書評を綴ったものは、その時代背景や社会を読み取ることができる。そして、その時代や社会を痛烈に叩く、各作品の著者の意図なり息遣いがある以上、おのずと鋭い観点が見えてくる。その観点から佐高氏が興奮したもの(著者は奮読と称している)を集めた書評集であり、短くまとめられてはいるがエッセンスが凝縮され非常におもしろい。特に立花隆氏の『脳死』について書かれた書評は一読の価値あり。
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「作品の概要を書くのではなく、一人ひとりの著者がどのように現実に迫って記録してきたかを短い書評で適切に、また感動を呼ぶ言葉で書かれたノンフィクションの評論書」とのこと。選ばれた書物は確かに現代の深部を描く本ばかり。どれも読んでみたい本ばかりだが、書評集の残念なところは、書評を読ん...
「作品の概要を書くのではなく、一人ひとりの著者がどのように現実に迫って記録してきたかを短い書評で適切に、また感動を呼ぶ言葉で書かれたノンフィクションの評論書」とのこと。選ばれた書物は確かに現代の深部を描く本ばかり。どれも読んでみたい本ばかりだが、書評集の残念なところは、書評を読んだだけで、その本を読んだ気になることである。
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計画停電中! 本1冊分を、1ページ毎に・・読んでいて時に身震いしました。政治・天皇・北朝鮮・ニュースキャスターまでに及ぶ幅広さは、ノンフィクションの醍醐味でした。手に取らなければ・・
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