遺言 の商品レビュー
興味がない人にとっては出てくる固有名詞や人名も分からないし面白くもなんともない内容だが、分かる人にとっては面白くて仕方がない。 分厚くて文字がぎっしり詰まった本だが、読み始めると止まらない。 島本和彦の「アオイホノオ」を面白いと思う人であれば、本書は必読。
Posted by
岡田斗司夫という、ガイナックスという会社を作ったアニメプロデューサーが、今までのアニメとの関わりとしての半生をつづった感じの本。 トークイベントのようなもので語ったものをまとめた本らしいです。 私は、ダイエットの本を書いた人としてだけ知ってました。 アニメーションの世界で有名人...
岡田斗司夫という、ガイナックスという会社を作ったアニメプロデューサーが、今までのアニメとの関わりとしての半生をつづった感じの本。 トークイベントのようなもので語ったものをまとめた本らしいです。 私は、ダイエットの本を書いた人としてだけ知ってました。 アニメーションの世界で有名人だったんですね。 見たこと無いけどタイトルは知っている「エヴァ」の庵野さんとか 昔ジャンプで読んだ気がする「タルるートくん」の江川さんとか 私でも名前を聞いたことがある人がいっぱい出てきて、なんかすごい話でした。 (トキワ荘的な感じ?) その中で、いろいろ意見の違いがあったり、世の中の流れがあったり、 お金の話、ポリシーの話とか、もちろん著者側から見た構図では あるけれども、かなり深いところまで語ってました。 ファンの人もここは分かってないとか、愚痴っぽいところもたくさんありましたが・・・ まぁ、あれです。すごいボリュームですが、この本を一気に読んだりすると、 「俺がやりたいのはこんなんじゃない気がする!」 とか、つい熱くなったりする感じです。
Posted by
ロフトプラスワンで行われた同名のイベントを書籍化したもの。岡田斗司夫さんがDAICON FILMやGAINAXで創った作品を例に挙げながら、「テーマとは何か。なぜ必要なのか」を語る。 読んでると色んなことを考えてしまって、面白いのにぜんぜん先に進めなかった。めちゃめちゃ良い...
ロフトプラスワンで行われた同名のイベントを書籍化したもの。岡田斗司夫さんがDAICON FILMやGAINAXで創った作品を例に挙げながら、「テーマとは何か。なぜ必要なのか」を語る。 読んでると色んなことを考えてしまって、面白いのにぜんぜん先に進めなかった。めちゃめちゃ良い本だ。 島本和彦さんの「アオイホノオ」と一緒に読むとさらに面白い。あの喫茶店でパラパラ漫画を描くエピソードは実際にあったことらしい。「庵野秀明というめちゃめちゃ絵の巧いやつがいて、トーストさえ食わせればいくらでも絵を描くらしい」という噂を聞いて行われた面接なんだとか。 音声データが公開されてるので、本が高いという人はこっちを聴くとよい。6回目にリンクが貼られてないけど検索すれば出てくる。 http://otaking-ex.jp/wp/?page_id=10069 「プリンセスメーカー」を創ったエピソードは、アニメ会のラジオでも赤井孝美さんが喋ってるね。 http://otameshi-anime.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_e4e1.html アオイホノオは、赤井さんに当時の下宿の間取図を描いてもらったりと、かなり綿密な取材をして描かれてるらしい。「島本くんのまわりにいつも美少女がいること以外は、おおむね史実」だそうな。 島本和彦さんの「遺言」感想文。読んでる途中、いてもたってもいられなくなって、岡田さんに会いに行っちゃったらしい。熱い人だ。 http://www.chikumashobo.co.jp/blog/pr_chikuma/entry/535/
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
@nacky104 さん 私は #読み始め棚 に岡田斗司夫著「遺言」を挙げます。実はまだ読み終えてないのですがべらぼーな面白さです。あのガイナックスのプロデューサー的な立場に立たされて来た岡田氏がオネアミスの翼に始まるアニメ作品の制作裏話を赤裸裸に語る熱すぎる本です。読むべし。
Posted by
今回は、電車の中で、「読んでいたら泣いてしまいそうになった」と言う本を色々紹介していただき、興味深かったです。
Posted by
「トップをねらえ!」も「ふしぎの海のナディア」も「オネアミスの翼」も未見。著者のダイエット本や東大での講義録は読んだことがある、という程度なので、詳しい事情はよく分からない。「ヤマト」の製作に関わらないかとの誘いを受け、西崎義展氏と会見する場面は面白かった。西崎さんはとても妙な人...
「トップをねらえ!」も「ふしぎの海のナディア」も「オネアミスの翼」も未見。著者のダイエット本や東大での講義録は読んだことがある、という程度なので、詳しい事情はよく分からない。「ヤマト」の製作に関わらないかとの誘いを受け、西崎義展氏と会見する場面は面白かった。西崎さんはとても妙な人だったんですね。
Posted by
最初に「テーマとは何か」という項目があって、何だろう、と一気に読んでしまいました。かなりのボリュームですが、サクサク読んでしまいました。 作品作りにおいて、参考になる部分も多々。
Posted by
おお〜読み終わったー!モノを作るのに関わっていたら涙なしでは読めません。なんて。なんかこう、内容が短い間で繰り返していたり、僕と俺が混在していたり、話しているみたいだなと思っていたら、トークイベントをまとめたものなのですね。 しかしほんとに今の私にばっちり合った出会いでした。
Posted by
http://d.hatena.ne.jp/pushol_imas/20101206/1291637969
Posted by
すごい面白い。アニメ史に興味があるひとは読んでおかないといけない、岡田斗司夫から見たガイナックス史。
Posted by