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日本海海戦 悲劇への航海(上) の商品レビュー

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2017/01/25
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日露戦争の帰趨をほぼ決定付けた日本海海戦。本書は、同海戦に参加した露バルチック艦隊につき、その結成、運用、そして長躯遠征の模様を、ロシア側から詳述してみせる。◆単純に海戦だけでなく、その背景事情(露海軍の内実、艦隊とツァーリとの関係、露の宮廷内対立、日本の諜報機関の暗躍、日英同盟下での英国の対応、また露同盟国たる仏の露支援の消極さ、独皇帝ヴィルヘルム二世の思惑)につき、ロシア目線で叙述され、日露戦の多面化に意味ある一書。◆全2巻中の第1巻。ロシアにおけるバルチック艦隊結成からマラッカ海峡通過まで。 ◆2010年刊行。著者はマウント・ホリオーク大学国際関係論客員教授。

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2011/03/17

訳のせいか、ちょっと読みにくい印象が。。。 膨大な史料をもとにバルチック艦隊が、バルト海を出港してからインド洋を超えるまでが上巻。 かなり濃い内容はだった。ロシア版の坂の上の雲。 しかし、こんな艦隊が日本海まで来ただけでもスゴイと思った。ロシアの水兵の国に対する忠誠心と規律の良さ...

訳のせいか、ちょっと読みにくい印象が。。。 膨大な史料をもとにバルチック艦隊が、バルト海を出港してからインド洋を超えるまでが上巻。 かなり濃い内容はだった。ロシア版の坂の上の雲。 しかし、こんな艦隊が日本海まで来ただけでもスゴイと思った。ロシアの水兵の国に対する忠誠心と規律の良さは以外だった。帝政の身分制度のせいかな?

Posted byブクログ