ぐにゃぐにゃ世界の冒険 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1987年11月 発行 1992年10月 たくさんのふしぎ傑作集第1刷 数学のトポロジーの分野を、わかりやすく描いた絵本。ストーリーにも絵にも感動する。 トポロジーの見方を、「ぐにゃぐにゃの世界」と見立てて、「ぐにゃぐにゃの世界」に迷い込んでしまった飼い猫のスーを探す冒険が始まる。 冒険の中で、形の性質に少しずつ迫っていくところや、スーが3人のり浮き袋と同じ形だと気付くところなど、どのページにも考える仕掛けがあって楽しい。タイガー立石さんの絵があってはじめて成り立つ絵本だと思う。
Posted by
数学者と、手塚治虫に憧れる漫画家によるトポロジーの絵本。 ぐにゃぐにゃ世界には、物質は大別して二つしかない。丸と浮き袋だけ。浮き袋の穴の数は、元々そのものにいくつ穴が開いていたかによって決まっている。 世界は、こんな風でもあるのか?
Posted by
著者の瀬山氏がいてこその本書だと思うのですが,このグニャグニャ世界を描いたタイガー立石氏に脱帽です。 ネコがトポロジーの世界でどんな風に変化するのかという図などは,秀逸ですね。この絵がないと,トポロジー入門なんてできません。すごい本です。 最近なら,デジタル映像でこういうも...
著者の瀬山氏がいてこその本書だと思うのですが,このグニャグニャ世界を描いたタイガー立石氏に脱帽です。 ネコがトポロジーの世界でどんな風に変化するのかという図などは,秀逸ですね。この絵がないと,トポロジー入門なんてできません。すごい本です。 最近なら,デジタル映像でこういうものをすぐに見せられるようになっているんでしょうね。 でもこういう絵本から,形の変化を想像するのも,ノーミソの訓練としては楽しいかもね。
Posted by
- 1